フォト
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

ウェブページ

他のアカウント

無料ブログはココログ

« 駅のトイレ | トップページ | タイル引張試験 »

2009年12月13日 (日)

新築しない建築士

日本では今後、今まで経験したことの無い人口減少を迎えます。

景気対策などとよく言いますが、確実に消費購買活動は減るでしょうし、

住まいも供給過多となり、確実に余ります。

維持管理を怠ってきたマンションは価値が目減りし、処分もままならなくなれば区分所有法の縛りから、

手が付けられなくなり、ゴースト化していくかもしれません。。。

戸建もすでに供給過多なので、減築、改修を繰り返し維持していくことがベースとなっていくことになります。

土地ころがし的分譲活用は、減っていくことでしょう。

そうした中、私たちの分野では、

不具合を宿した建築についての調査、鑑定、調停業務の量が増大し、

さまざまなチェック機関に建築士が必要になり(すでにその現象が勢いを増してきている)ます。

環境的観点からみても、建替えるという行為は、

解体搬出、廃棄物等の問題、外材を輸入するエネルギー、新建材の製作活動におけるエネルギーの問題など、、、

あまりにその代償は大きいと思います。

減少する経済活動を容認し、かつ低いレベルで安定化を求めていかなくてはいけない、、、。

そのためには、国内ベースで身近な仕事を創っていく必要がある。

それが、例えばよく言われる、国産資材の供給システム、

工場から生産される建材だけではない山から現場へ供給されるシステム、

そこに人が関わる仕事が発生する。

こうした流れが必要になってくるように思うのです。

今後、新築しない、新たに造ることをしない住まいに関わる建築士が、

結果として必要とされる時代の流れとなってくるのでしょう。

建築士の私が言うのも変ですが、

新築はもう止めましょう。(笑)

身近にある地域の財産に目を凝らし、極力生かせるものは活かして、

よりよい暮らしの基盤を、身の丈に合わせ、小さく考えたい、、、。

小さな暮らしは、人と人の距離も縮まり、人の感度にとってもいいこと、、、

豊かさとはなにか。。。モノに固執した経済成長の時代からの脱却をしていかないといけないように思ったりするわけです。

きっと今、景気が…などといっている状況の中、そこそこ忙しくしていられるのは、

そうした視点で人と出会って、話しているからなのかもしれないと思ったりしました。

慌しさやモノの豊かさ以上の、豊かなものづくりをしていきたいものです。

なんだか書いているうちに同じ事を繰り返しているだけのような気がしてきました。。。(笑)

のでこのへんで。

« 駅のトイレ | トップページ | タイル引張試験 »

 設計の仕事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 駅のトイレ | トップページ | タイル引張試験 »