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2010年4月12日 (月)

川崎のポンピデュセンターと呼んでいます。(笑)

最近、運河から見る工場夜景クルーズやら、地域活性化・再発見化の企画があちらこちらでやられるようになりました。

私は、小学生だったころの初夢で、今でも記憶に残っているものがあります。

それは、木更津へ行くフェリー乗り場のある浮島まで延びる国道をバスでどんどん進んでいくと、現実ではどんどんと空気も悪い工場地帯のど真ん中を通るはずなのに、だんだんと森の中へと進んでいき、浮島橋(運河に架かる橋)などは渓谷のアーチ橋となって、自然の中を付き進んでいくというものです。

そして、大学を卒業して間もない頃、景観をテーマにした某雑誌社主催のアイデアコンペがあり、それに参加してみようと考え、そのときまず何をしたかというと、工業地帯の景観をくまなく観察してみたんです。

歴史的景観とか、原風景というと、どうしても従来の一つの流れがあるわけですが、

そもそも自然を大規模に開拓し、埋立てた土地に、人間が暮らしを直に営むのではない、

労働する空間や建築が持つ景観の中に、ノスタルジーのようなものが感じられるときが来るかもしれないじゃないかと、20代の私は思い至ったのです。

そのころ(1980年代後半)から、勝手に、川崎のポンピデューセンターと呼んでいる工場があります。(笑)

まずは、ポンピデューセンターですが、これは、リチャード・ロジャースという建築家の設計で、歴史の残るパリの街に建つコンペで採用された美術館などを内包した複合ビルです。

ハイテクノロジー・スタイルなどといって、建築設備などをそのままスケルトンで見せてしまう大胆な発想で注目を集めました。1978年竣工だそうです。それは、こちら。

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そして、川崎のなんちゃってシリーズその2のポンピデューセンターはこちら(89年撮影)

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よくみると、全然違うんですけれど、迫力も存在感もなかなかのものなのです。

きっと今もあると思います。(未確認ですが…)

なんか、内臓が見えた頭脳を持った寺院の遺跡のような感じにも見えませんか?

実は、川崎のシンデレラ城と呼んでいた(これも勝手に)工場もあるんです。

うまく撮れている写真やスケッチがないので示せませんが。。。(笑)

コンペの方は、こうした頭脳を持ったかのような景観建築物が、自然を創り出す装置として稼働し出すとし、周辺は森化し、海も地上もこうした景観が自然に埋もれていくさまを、近未来の新しい景観として提案したものとして提出しました。

が結果は落選しました。。。でも、私としては、小学生だったころの初夢の整理をすることができ、満足感はありました。

なおその思いは今もあまり変わらず持ち続けています。

東京湾横断道路ができて、フェリーもなくなり、浮島公園の前にあったトラック野郎さんたちのお世話になった食堂たちは、今はもう姿を消してしまいました。

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昭和の哀愁を感じるこの感じが良かったんですけどね~。

by S.小野

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川崎区内 愛すべき街かど」カテゴリの記事

コメント

工場そのものが好きという人もいて
工場の本(装置とかダクトなどの写真集)が
何冊が出ていますよね
この工業地帯もぜったい入ってると思います

個人的には廃墟が好きなんです(笑)
とくに住宅、できれば一戸建てがいい
でも
たまたま見つけてもコワくて入れませんけどね~

廃墟、私も好きでよくwebで見て回っています。
工場については、町工場は好きですけど、大きな工場は実はあまり好きではありません。。。
先日TVで、クレヨンしんちゃんの映画版をやっていました。
春日部動物化計画といったもので、まさに環境破壊を危惧するあまり、人間がみな動物になって自然を必要とする社会にしようと企てる内容でしたが、それを見ていて、そうだそうだとうなずいてしまった自分がいました。(笑)シナリオが良くできていて感心してしまいました。発想が一緒ということもあり。。。

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