ダブル発電
改修で太陽光発電パネルと東京ガスの燃料電池エネファームのダブル発電を採用したおうちに、監理報告書を持って伺ってきました。
先週お引渡しで、まだ、引越されて1週間という慌しさの中かと思いきやすっきり片付いておりました。
今日は、太陽光発電の取り扱い説明を設置業者を呼んであり、一緒に話を聞きました。
ロゴにあるように、こちらではホンダソルテック社のパネルを公称最大出力3.75kw載せています。
屋根面積などもありますが、実績平均約3kwとのことなので、
やや発電容量の高い性能を載せているといえます。
このように、各メーカーでワイヤレスモニターが装備されており、
天候などによって発電量及び、消費量、売電量が目で見て分かるようになっています。
一日単位、月単位などで、その推移もデータ化され、みられるようになっています。
これは、東京ガス、エネファームも同様で、給湯器リモコンに「発電ナビ」があり、
データ化しているのがわかります。
エネファームは、その家庭でどういうガスの使い方をしているのかの学習機能があります。使い方に合わせてお湯をつくりながら発電します。発電量は0.3~最大1kwまでとなっています。
優先順位としては、エネファーム、太陽光、あまりが売電にまわるといったところ。
室内には分電盤(ブレーカーが2つ必要)とパワーコンディショナーのスペースが必要になります。

例えば、停電時や災害時に電気ガスの供給が止まってしてしまった場合、
建物が倒壊していなければ、このブレーカーとパワーコンディショナーの操作で、1.5kwまで発電が可能で、緊急の充電や暖気をとるなどに活用できるようになります。
外部には、電気メーターが2つ並びます。(売電用メーターが加わるため)
いろいろな考え方があると思いますが、このお住まいの場合、
できるだけ年金生活になった時の出費を抑えておきたいということと、
現在は家族数も多くみな成人ということもあり、お湯の使用量がとても多い、
床暖房もあるということ、日中家に居る時間もある。などを考慮した場合、
夜間電力に頼るエコキュートとのオール電化では、IHなどの稼働なども考え合わせてもランニングコストはかかってしまう。
エネファームを入れることで、その使い方には合っているとの判断と、ガスの基本料金がかかっても、売電量が増すことの方が上回るとの関係からの判断です。
東京ガスの10円分キャッシュバックもありますね。
やはり、そのご家庭の光熱使用環境を良く考えて、選択していけると良いのだと思います。
補助金がそれぞれ出されてこそ検討もできますが、それでもなお高価な設備である事は間違いありません。。。なんとかしてほしいところです。
考え方の部分でいえば、、、
東京電力がオール電化を「エコ」なんだとして、莫大な広報費をかけて進めざるを得ない理由には、原子力発電の問題があります。
原子炉は24時間稼働で、夜間止めたりができない。。。
よって日中は企業活動により電気を消費してくれますが、夜間は逆に余ってしまうので、昼間の約1/3の単価とし、エコキュートをはじめとして深夜電力の活用に躍起になっているというのが実態のようです。
この原子力に頼った(というか恩恵を受けたような)考え方が果たして「エコ」なのかは、もっと大きな視点で見た時には、疑問があります。原子力から出る放射性廃棄物の問題や劣化ウランの問題など、エコどころではない人類の危険と背中合わせなわけですから。。。
化石燃料に代わるエネルギー開発は必要なことだと思いますが、もっと安全な、むしろ原子力に頼らない社会にしていかなくてはいけないと思います。
一方で、社会全体が、電気もガスも極力使わない方向へいかないと。。。
首都圏の日中の工業・企業活動の部分が大きく改善されなくては、実は個々の家庭の節電などは、エネルギー全体消費で見たら、どれだけ積み重ねても小さな単位でしか貢献できていない。。。
理屈っぽくなりました。。。
いろいろな社会矛盾とどう向き合うのか、自分自身もわからなくなります。
お住まいの方は、
短冊形敷地のため、採光確保のため3層の吹抜けを持っています。
用途地域から、鉄骨耐火建築物です。が、無垢の木なども随所に活用して、
素朴で明るい、家族の暮らしが感じられる住まいとして、改修再生いたしました。
by S.小野
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