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2010年6月

2010年6月21日 (月)

お米屋さんのある風景・その3

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続けて、お米屋さんです。

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職種としても、昔からの地主さんがご商売されていることが多いんですね。

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一応看板もあり、店先も開けてあります。

地域の子ども110番にもご登録いただいているようですね。ステッカーがあります。

波型鉄板で覆われてしまってはいますが、

戸袋の菱葺板金や木の建具や雨戸、軒の出桁あたりに良さがあります。

軒レベルをわざと違えた切り妻も、道から見るとどこかリズミカルに見え、

変化があって良いですね。

正直、お米をみなさんどこで買っていますでしょうか?

まちの小売のこうしたお米屋さんで買う方、減ったでしょうね、特に若い人たちは。。。

すべてのお米屋さんがそうなわけではありませんが、

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という本を以前、読みましたが、

それに当てはめると、、、

地主さんなどですと、地域に借地や賃貸アパート、駐車場などを持っておられる方も少なくないようです。つまり、副業があってこそ成立しているということもあるのかなと思います。

お米、売れないですよね、味噌やのり、乾物なども売ったりしておられるところありますが、きっと大変なのだろうなと想像いたします。

中小企業経営者同志としましても…。

だからこそというのも変ですが、

長生き住宅の模範として、まちの原風景の記憶の一点として、

大切に存在していてほしいのです。

こうした風景の一点一点が線になっているのが、地域特有の街並み、地域らしさなんです。

この大切な一点がガラッとメーカー住宅などに変わってしまったら…、

地域らしさが感じられない、どこも同じような経済最優先で工場生産される

どこか冷たい、そしてどこでも均一な街並みとなってしまうのです。。。

そんなこともあって、今の川崎区の身近な古くていいものを

記録にとどめておこうと思い至っているわけなのです。

by S.小野

2010年6月17日 (木)

お米屋さんのある風景・その2

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軒入りの商家の構えのお米屋さんです。90年の撮影時です。

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この頃は営業をされていたようでした。

今は…と心配になって、見てみました。

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看板は外され、左にあった倉庫のようなスペースも解体されてしまっていました。

しかしながら母屋はしっかりと維持されておりました。

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プロポーションがとってもいいですね。

この右の建物が幼稚園で、隣接してお寺などもありまして…、

屋号からして、そうした関係もあるのかもしれません。

この建物も地域に大きく開いて新しい発信元になってくれたらと願ってやみません。

大切な原風景の一つですね。

by S.小野

2010年6月15日 (火)

たばこ屋さんの風景

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ご近所の左官仕上げによる

いわゆる看板建築のたばこ屋さんです。

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といっても、店先の2/3は自販機ですね。

買いに来る人も窓口よりもまず自販機に立ち寄ってしまうようです。

かろうじて公衆電話が残されています。郵便ポストもあります。

つまりは間違いなくまちの拠点だということです。

公衆電話も今たちどころに消えていますが、

災害時にその役割が期待されてきてもいるんですよね。

この右隣には、苗などが中心のお花屋さんが同じ屋号で営業しています。

世代交代と時代の波を感じます。

たばこ屋さんのある風景は、急速に消えていこうとしています。

おばあさんが座っていたりして、コミュニケーションがとれないと

カメラを向けにくいのですが、記録しておきたい景色の一つです。

by S.小野

2010年6月14日 (月)

千束・竜泉・三ノ輪周辺から

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いわゆる山谷地域で、NPO運営の居住支援施設のお手伝いをもう10年あまり行っています。

主に千束周辺に施設が複数点在しています。いずれも古い家屋を改修しながら活用していることもあって、毎年足を運んでいます。。。

私はいつも行きは、JR鶯谷駅から20分ぐらい、下谷、入谷を歩いて通い、帰りは、竜泉、三ノ輪を通って地下鉄で帰ります。

この地域は、なんといっても昭和の街並みが随所に残っており、楽しい地域なんです。

王道はあちこちで紹介されていますので、そのさわり程度ということで。

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下谷の路地を抜け昭和通に面した一角です。国道沿いにもかろうじて民家が見られます。

しっかりとした街道沿い商屋の佇まいです。ただ傾斜も見られ、今後が心配ですね。

この裏には江戸期、富士山講としてつくられた小さな富士山があります。

富士山講は、お伊勢参りのように富士参りに行きたくても行けない町民の信仰としてあちらこちらにつくられたもの。だいぶ減ってきているようです。

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国際通り沿いのお寺の門前に標語のように掲げられています。

その都度変わる一文を心に刻み、自問自答するはめになります。(笑)

吉原神社が近くにあります。

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また竜泉には樋口一葉の記念館もありますよ。

と、その近くのメインの通りですが、このように頑張っています。つい昨年くらいまではこの左にも同様の住まいがありましたが、残念ながら…です。旧街区による敷地形状がそのままなんですね。間口が狭く奥行きの深い短冊形敷地が多いのも特徴的といえそうです。

帰りは、三ノ輪へ向かいますが、路地を抜けると、

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日の出湯という立派な銭湯があります。近くの日本堤に廿世紀浴場という昭和初期築の洋風モダンな銭湯がありましたが、昨年くらいになくなってしまいましたね。。。残念です。

こちらは、現役のようです。

屋根は、入母屋部はむくりがあって、軒へ向かって微妙にそりを設けています。

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立派な唐破風と懸魚です。東京型銭湯の特徴ともいえますね。

主に、関東大震災後の都心の銭湯に、この社寺建築に似た銭湯が競うようにつくられたようです。その理由には、諸説あるようです。

たまには銭湯に行きましょう。

いつもは、三ノ輪交差点から地下鉄に乗ってしまうところ、昼食を食べ損ねたので、

交差点を渡って、都電三ノ輪橋駅近くの商店街に足を延ばしてみました。

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こちらも昭和の雰囲気満載です。惣菜屋さんなどが充実していて、まちを歩きながら買い物を済ますことができる構成。言い換えれば、商店街が一つのスーパーとなっているような感じがしました。ですから、この中にはコンビニやスーパーは無いようでした。

そうはいっても、シャッターを閉じたままのところもところどころに見受けられました。。。

また、間口が狭く奥に深い店舗のつくりなので、戸々の耐震性についてが気にもなります。勝手に思ったのは、アーケードの骨を強固なものにし、戸々のお店をそこに結び付けて倒壊を防ぐなんてどうかなとかとか、、、アイデアがほしいところですね。

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鉄骨で建て替えてはいますが、ロゴやお品書き、メニューは、レトロ感たっぷりのパン屋さん。すごくシンプルな、やきそばパン、カレーパンなど数種に限って頑張っているようです。

お行儀悪いですが、食べ歩きしたくなる…そんなエリアなんですね。(笑)

そういえば同潤会の三ノ輪アパートって今どうなっているのかな…。

今度足を延ばしてみようかな…。

by S.小野

2010年6月13日 (日)

「ウリハッキョ」という映画を見ました。

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先日、川崎区の桜本にあるふれあい館という場所で、自主上映による映画「ウリハッキョ」を見ました。

北海道にある小学校から高校までの朝鮮初中高級学校の生徒や教員の姿を追ったドキュメントです。

韓国のキム・ミョンジュン監督作品で、2006年のプサン国際映画祭ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞しています。

確か数年前、横浜のジャック&ベティで公開されていたような…、今回は地元での自主上映ということと、なんせ無料ということもありました。

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広い北海道に朝鮮学校は1校しかなく、親元を離れて宿舎で集団生活している子も多く、

学校生活においての仲間との関係や教員との関係などがとても密で、大家族の暮らしを見ているような感じかしました。

どうしても日本では、北と南を区別した報道が顕著なため、そこを区別した色眼鏡を持ってしまいがちですが、彼女彼氏たちは、そんな狭い了見で教育を受けていない事を知りました。

祖国の南北統一、世界平和の感覚をしっかり学んでいる。差別や偏見、みんなで物事を考えてすすめていく民主主義を学んでいる、そんな先生方がまたとても魅力的で素敵に感じました。

サッカー部の練習、大会の様子、合唱コンクールにむけた取り組みなど、さまざまな行事に取り組む子どもたちの目がとてもきれいだと感じました。

ピョンヤンへの修学旅行の様子は、韓国籍の監督は同行できず、生徒たちが撮った映像がドキュメントを担当します。そこに映る様子は、マスコミが資料映像等で流す様子とは全く違った人と人の交流が映されています。

今の日本の学校は、教員も生徒もなにか、管理型社会とでもいうべきか、どこか時間に追われて、大人と子どもとが共に語り合ったり、心をぶつけ合ったりといった大切ななにかが抜け落ちているように思えます。

このドキュメントの中の学校生活には、そんな、学校、教育にとって忘れ去られようとしている大切な時間が映し出されているように思いました。

国や国政の問題などがあるにせよ、地球上に暮らす人間であることには変わりなく、子どもたちにも何の責任もないはず。。。

こうした身近な地域の人の交流から、無駄な争いごとのない社会、差別のない共生の社会形成へと底上げしていけたらすばらしいなと思います。

この映画の底辺にある問題は、まさしく日本の問題でもあります。

多くの日本の方々、教育者の方々に感じてほしい映画だと感じました。

こうした学校は、各種学校扱いとなっているため、学校運営も、通う生徒・家族も大変な状況との事で、高校無償化の対象とすることを求める署名活動などもしていました。

そんな目で、帰り道、近くにある桜本の朝鮮初中級校の校舎、施設を見ると、見るからに、旧耐震設計法時代の建物で、耐震補強工事はおろか、維持していくための修繕工事もままならない様子と感じました。

子どもたちの学ぶ校舎の安全性への責任は、やはり地域社会が支えなくてはいけないと感じます。

グローバル社会の模範を、リードするような流れができたら…と。願わずにはいられません。

by S.小野

2010年6月12日 (土)

“湘南ライフタウン”を歩いてきました。

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6(日)(少し経ってしまいましたが)湘南ライフタウンを「まち歩き」してきました。

ともに学ぶくらしすまいの会ブログにも報告をしましたので、若干重複します。

詳しくはそちらをご覧下さい。スミマセン。

正直なところ、「湘南ライフタウン」といわれても、土地勘があまり無く、事前に若干のレクチャーを受けましたが、初体験でした。

辻堂駅に降り立ったのも、かれこれ20数年ぶり。

学校卒業後2,3年後頃に、辻堂東海岸に二世帯住宅の設計の仕事に関わって以来です。

(その計画は、実施設計まで完了し、建築確認も下りたのですが、本体工事着工には事情で至りませんでした。先行して外構工事の一部をしたりしたので、現場にも何度か訪れていました。)

海岸寄りは、旧相工大附高などもあり、高校部活時代に何度か行った事もあり、それなりに土地勘もありましたが、内陸側は、全くの初めてでした。

アッ海岸通の踏切が、地下道に変わっていました。。。

湘南ライフタウンは、

トンネルをくぐるとそこは、、、といった劇的とも言えるアプローチ。

車、バスなどの交通機関が欠かせないエリアといえそうです。

分譲団地や賃貸団地の街区、建築協定の違いを見せる戸建住宅街区。。。

それぞれに特徴があり、表情がありました。

広域な中、限られた拠点にのみ置かれた商店、医療施設。。。

コミュニティバスの運行や家事介助グループなどの貢献が見られました。

車と歩行者とを分離した都市計画。

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住環境としては、静けさを確保できたとしても、生活者の高齢化とともに別の課題もありそうか?

随所に現れる自然が感じられる公園。

子どもの姿が少なく、閑散としていて、逆に危険な印象も。。。

地域の「見守り」がどのように意識されているのか、スケール感が大きい事もあって、工夫がいりそうな感じも。。。

藤沢市と茅ヶ崎市の市境が入り組んでいることから、公的サービスや防犯対策(警察の連携問題)への課題。

米軍基地対策の防音工事エリアと聞くが、半日歩いた際には、爆音が通り過ぎることはなかったように思いました。

郊外開発地の現在の課題は、表から見ただけでは、なかなか表れてはきません。

そこで暮らす方々が、どのように感じ、戸々にどのような事情を抱えておられるのか、、、。表情がしっかり見えるがゆえに、そこにたどり着く難しさもあるのではないかなと感じました。

一見すると、閑静な住宅地で「うらやまし~」のですが、、、。

道一つ隔てると谷戸の自然が残っていました。

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人間の手の入り過ぎない自然の良さや自然の持つ神秘なチカラのようなものを感じました。

人間の考えることなんて、全く及ばない、自然力にはかなわないものなんだなと。

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ね。

抽象的な文章で読みにくくてすみません。

今後“湘南ライフタウン”の課題などをもう少し整理しつつ、話し合って行く予定です。

by S.小野

2010年6月11日 (金)

シロアリ大丈夫ですか~水廻りの改修

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昭和30年代の木造の水廻りを改修しています。

シロアリの羽根アリの発生が見られ、昨年から設計は済ませてあり、工事金額の捻出の関係から今年のこの時期となっています。

なんといっても、土台はあるものの、そのレベルは、地盤から10cmも上がっていない…。

予測はしていましたが、ご覧の通り。

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土台は、板くらいしか残っておらず、スカスカで柱脚も半分以上くらいスカスカで宙に浮いた状態となっていました。

そんな状態の柱が6本ともども。。。よく倒壊を免れていたと思えるほどでした。

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湿式の浴室周りを、ユニットバスに置き換えるなどをします。

土の部分に土間コンクリートを打って、土台を少し高い位置に(といってもブロック1個分ですが)新設し、柱脚の腐食部分は欠いて、柱の根継ぎを行いました。

防蟻処理もしておきます。

元トイレにあった下窓の位置に床下強制換気扇を設け、別の箇所に給気口を設けることとしました。

シロアリは丁度この時期、5月から6月に羽根アリとなって明かりに集まってきたりします。

(一年中食べているのですが)それが、「いる」あるいは「きた」のサインです。

湿式の浴室で、土台が高い位置に設定されていない浴室は、湿気による構造材の腐食を受けやすく、よってシロアリの食害も受けやすいですので、注意して観察してみると良いと思います。

この建物は、NPO法人さんが居住支援施設として賃貸で活用されているお宅で、賃貸の際、改修は行っていますが、この浴室周りは、案外きれいに使われていたことと、当初の建設コストとの関係もあり、そのまま活用していたのです。

他の床下を点検できるような場所を設けたり、ささやかですが構造用合板で耐力壁補強をしようなど、少しでも改善工事の質を引き上げようとしているところです。。。

by S.小野

2010年6月 5日 (土)

明日はまち歩き企画です。よろしければぜひ!

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明日ですが!

Photo

クリックすると大きくなります。

ともに学ぶくらしすまいの会のブログ、

新建築家技術者集団かながわ支部のブログ

にもそれぞれ案内していますが、このような企画を予定しています。

(それぞれのブログにもお寄りくださいませ。左のブックマークから入れます。)

みなさまのご参加をお待ちしています。

(なんだか文章に手抜き感が伝わってしまいそうですね…(笑))

一週間ぶりのブログ更新となってしまいました。。。

なにやら、このところにわかに慌しくなってきました。頑張っていますよ!

近況報告はまた後日と致します。

by S.小野

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