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2010年6月13日 (日)

「ウリハッキョ」という映画を見ました。

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先日、川崎区の桜本にあるふれあい館という場所で、自主上映による映画「ウリハッキョ」を見ました。

北海道にある小学校から高校までの朝鮮初中高級学校の生徒や教員の姿を追ったドキュメントです。

韓国のキム・ミョンジュン監督作品で、2006年のプサン国際映画祭ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞しています。

確か数年前、横浜のジャック&ベティで公開されていたような…、今回は地元での自主上映ということと、なんせ無料ということもありました。

20070428_2

広い北海道に朝鮮学校は1校しかなく、親元を離れて宿舎で集団生活している子も多く、

学校生活においての仲間との関係や教員との関係などがとても密で、大家族の暮らしを見ているような感じかしました。

どうしても日本では、北と南を区別した報道が顕著なため、そこを区別した色眼鏡を持ってしまいがちですが、彼女彼氏たちは、そんな狭い了見で教育を受けていない事を知りました。

祖国の南北統一、世界平和の感覚をしっかり学んでいる。差別や偏見、みんなで物事を考えてすすめていく民主主義を学んでいる、そんな先生方がまたとても魅力的で素敵に感じました。

サッカー部の練習、大会の様子、合唱コンクールにむけた取り組みなど、さまざまな行事に取り組む子どもたちの目がとてもきれいだと感じました。

ピョンヤンへの修学旅行の様子は、韓国籍の監督は同行できず、生徒たちが撮った映像がドキュメントを担当します。そこに映る様子は、マスコミが資料映像等で流す様子とは全く違った人と人の交流が映されています。

今の日本の学校は、教員も生徒もなにか、管理型社会とでもいうべきか、どこか時間に追われて、大人と子どもとが共に語り合ったり、心をぶつけ合ったりといった大切ななにかが抜け落ちているように思えます。

このドキュメントの中の学校生活には、そんな、学校、教育にとって忘れ去られようとしている大切な時間が映し出されているように思いました。

国や国政の問題などがあるにせよ、地球上に暮らす人間であることには変わりなく、子どもたちにも何の責任もないはず。。。

こうした身近な地域の人の交流から、無駄な争いごとのない社会、差別のない共生の社会形成へと底上げしていけたらすばらしいなと思います。

この映画の底辺にある問題は、まさしく日本の問題でもあります。

多くの日本の方々、教育者の方々に感じてほしい映画だと感じました。

こうした学校は、各種学校扱いとなっているため、学校運営も、通う生徒・家族も大変な状況との事で、高校無償化の対象とすることを求める署名活動などもしていました。

そんな目で、帰り道、近くにある桜本の朝鮮初中級校の校舎、施設を見ると、見るからに、旧耐震設計法時代の建物で、耐震補強工事はおろか、維持していくための修繕工事もままならない様子と感じました。

子どもたちの学ぶ校舎の安全性への責任は、やはり地域社会が支えなくてはいけないと感じます。

グローバル社会の模範を、リードするような流れができたら…と。願わずにはいられません。

by S.小野

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