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2010年7月30日 (金)

設計事務所 なぜ潰れないのか

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と、ウェブ検索している方が、私のブログにたどり着いていることを発見いたしました。(失笑、、、)

なぜかというと、それはたまたま過去ログに「なぜさおだけ屋は潰れないのか」という書籍についてコメントしたところにヒットしたようです。

でも、、、このような疑問を持たれて検索されていると思うと、ちょっと悲しい気持ちになりますね。

ところで、

この問いかけに対する答えは、「いいえ、潰れています。」です。

一級建築士の数は増加していますが、設計事務所の数は増えてはいません。。。

ゼネコン、ハウスメーカーなどでは、その営業所規模がどんなに大きくても、1人建築士がいれば事務所登録もでき、営業的に成り立ちます。そうした企業内建築士の数はむしろ増えているのではないかと思います。

これは、昨今の安定化思考の反映か?(企業建築士でも今や安定とはいいがたいかもしれませんが。)

また、建築基準法の相次ぐ改正によって、その流れについていけずにたたんでしまわれた方もいます。

最近は、設計事務所といっても、新築やリフォームの設計監理のみを行うのではなく、建築トラブルやその予防的役割(インスペクター)に特化した設計事務所が増えてきています。

住宅の建築市場を考えてみても、多くの方々はハウスメーカーへ、設計事務所へ依頼して進められる方は残念ながら少数派。その少数派のみなさんも、メディアに登場する人気の設計者に集まられている傾向があります。

そう考えると、私のような設計事務所は、最も「なぜ潰れないのか」と問われそうな事務所とも言えるかもしれません。

私には、さおだけ屋の理論のように、残念ながら副業があるわけでもありません。

ですから、生き残っていくにはそれはそれは大変なのです。

ある意味、小さな設計事務所は企業戦士以上に戦っています。(笑)

病気で倒れるって事だってあるかもしれません。

(設計事務所の賠償保険への加入も、そうした際には大切な消費者保護になります。もちろん体調管理には気を配ります。ハイ。)

ですので、とにかく、私たちの仕事について知っていただく機会を増やす努力をしています。身近にこんな事をしている人がいますよ~っていう感じです。

住まいについての想いは、なにも造ることだけではありません。

住まいをどうするか、いろいろな選択肢が考えられるので、ちょこっと相談してみよう、聞いてみようっと思える人が身近にいたら、助かるのにって思ったことはないですか?

そんな身近な存在の設計事務所であり続けたいと思っています。

(なんだか今日は、ボキャブラリーの少ない自分に気がつきました。。。)

by S.小野

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 日常の出来事」カテゴリの記事

コメント

小規模の設計事務所は企業戦士より戦っていますね(笑)
気を抜くとえらいことになる今日この頃・・・
お互いがんばりましょう(^^ゞ

企業内の建築士比率増えましたね~

構造・設備の建築士は、日本に数千人ずつしか各々の事務所で
活動してないそうで・・・
その上徐々に、事務所が減っているそうです・・・
どうなっていくのやらちょっと不安です(^^ゞ

建築士という資格者に与えられる職と社会的役割が、技術のマニュアル化や多様化、
またメーカー住宅による工業化認定工法などによる開かれないマニュアルの氾濫などの影響もあって、その存在意義そのものが揺らいでいるように感じます。
メーカー住宅による認定工法は、それが正しい施工か正しくない施工かが外部の人間はチェックできない、、、。見えざる欠陥があっても表に出にくい、関連した民間審査機関が審査することからなおさら、不透明、、、。
私たちの頑張りは、大きくみると、個人の行動は当然ですが、建築文化、制度、社会的認知などといった大海原を相手にしているような側面もありますね。。。そこが大変なのですが。。。
デザイナー的な役割とインスペクター的役割とを分けた制度を探求していっても、今の状況なら良いのかなという気もします。
設計事務所の数が減ってもいいとは思うのですが、無くてはならない役割や位置づけをはっきり打ち出せることこそが重要なことだと思いますね。
私たちの仕事を一般の方々に知っていただけるような行動がどうできるかの努力やアピールが鍵となるように感じています。
メーカー住宅へでもなく、人気建築家へでもなく、素朴に、自分らしい住まいをつくっていきたいと思う方々に気軽に相談にのっていけるような街の身近な設計事務所。
そんなイメージで思案しています。

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