食住植物!出現か?
虫を食べて成長する植物を食虫植物といいますが、住宅を飲み込もうという勢いで、
まさに食住植物か、とでもいった感じでカメラに収めました。
かなりの迫力です。
違う方向から見ると、
こんな感じです。
でも、自転車がとまっていたり、洗濯も干してあったようでした。。。
時間の問題でしょうね。ここまで放置してしまっては、、、。
新種の追い出し手法でしょうか?
アジサイが咲いています。撮影は6月下旬ころでした。
2世帯住宅づくりを土地探しからということで、相談にのっていたのですが、その打合せに向かう道筋の都内某所です。
土地探しからは、ハードルがいくつかあります。
そのなかでも大きなハードルは、「建築条件付き」というセットもので販売される土地です。
不動産屋さんは、土地売買の仲介では、土地はそもそも地価が公開されている事もあって、それだけでは、手間分程度にしかなりませんが、建築までをセットで契約させることで、その工事費の部分でうまく利益を生み出そうとされるわけです。
また工務店さんにとっても、仕事が無いなどと職人さんを遊ばせているよりは、多少厳しい請負工事であっても、その後の仕事に結びついていけば、、、といった想いで、やりくりしていこうとする。。。
しかしながら、問題は、設計と監理です。その流れの中で登場する建築士などが、どこまで住み手の立場に立って、設計を一緒に考えてくれるか、、、また現場を住み手の立場でチェックしてくれるか、、、。
この「建築条件付き」が付いていない状態で土地だけを売ってくれるケースの少ないこと、、、。
このあたりも、もっと購入者・建築主となる住み手の希望が、より安心できる仕組みでつないでいけるやり方を生み出していかなくては、代願建築士を撲滅していくことはできないように思いますね。。。
かくして、相談は一定の終了をみました。。。
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食住植物(゜o゜)
すごいことになっていますね・・・
新手の立ち退き手法にしては時間がかかりますね(^^ゞ
でも、こわいお兄さんが来るよりうっとおしそう・・・
でも、建物をメンテナンスしないで置いておくとすぐに自然に戻されるという自然の力をみたような気がします・・・
投稿: やんご | 2010年8月22日 (日) 13時34分
自然のチカラ、、、うまく付き合っていかなくてはいけませんね。
自然に対抗しない人々の暮らし、これこそが地産地消などのような環境に配慮した暮らしにつながっていくように思います。
この状態をもう20年放置したら、今度は猫やタヌキ、鳥なんかの住まいになっていくのかな。。。そして立派な樹木が育ち始めてくるかも。
中でお婆ちゃんが亡くなったりしていなければいいのですが。。。
人間側では、地域のチカラが弱くなってきていることもまた心配なところです。
投稿: onoです。 | 2010年8月22日 (日) 15時06分