フォト
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

ウェブページ

他のアカウント

無料ブログはココログ

« 9/3の住まいの相談会のご報告 | トップページ | 10月3日は「暮らし健やか住まい展」ぜひ来てください »

2010年9月11日 (土)

エコカー減税と長期優良住宅

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

エコカー減税がもうすぐ終わるというニュースが報道されています。

その後どうなるの?というのが素朴な疑問として残ります。

そもそも、エコカー減税とはいったいなんだったのだろう?

税金が自動車関連企業に一時的に流れただけのような印象を受けます。

そもそも「エコカー」の定義そのものが、甘い燃費基準に合ったもの。

本気で、エネルギー問題に取り組もうとするならば、

技術革新を進めた、ノン化石燃料による動力にて有害物質を排出させない自動車の購入者に対しての減税という考え方になるのではないかなと思います。

せめてもハイブリッドタイプに限定するとか、

「エコロジー」の名がついた税金対策なんですから、それに一定貢献したものが恩恵を受けるようなものでなければいけないように感じます。

自転車や電車、バス利用者に対する減税の方が、ずっとエコ減税といえると思います。

結局は、リーマンショック以降の経済界の数値を一時的にでも上げるためには、自動車業界を操業させることが手っ取り早いといったことか。。。

では、建築ではどうかといいますと、耐震偽装事件に端を発し、2006年建築確認厳格化が実施されたこととあわせて、新築着工率がそれまでの1/4に減少。(結局今年9月からは、元戻りに近いスタイルに再改正。。。)

この間登場してきた策が、「太陽光発電パネル設置助成」「長期優良住宅助成」と、その後の「住宅エコポイント」。

太陽光は、以前から助成制度はありましたが、国策として電力会社とタイアップして助成金増額し大キャンペーンを展開しました。

これも、結局は、オール電化化へシフトし、原子力発電を正当化(あまる夜間電力を消費することで)してしまい、逆に電力の浪費を生んでいる。

これをもし否定されるのあれば、太陽光パネル助成による消費エネルギー減少効果を立証できるのか聞いてみたいものだ。とてもエコロジーとは言いがたい。。。

「長期優良住宅」についてもそもそもは、国と住宅メーカーとのタイアップ。

最初は、一般の設計事務所、工務店は助成金対象から外されていた。

住宅を建て替えることへの支援ではなく、長期に維持管理して住み続けておられる方にこそ、考慮される策こそが、長期的エコロジーを鑑みた経済路線というべきではないかなと。。。

「住宅エコポイント」も結局エコカー減税などと基本的考え方は変わらない。

エコどころではなく、

経済指標最優先の一時的な数字操作をしているだけに過ぎない。。。

では、これらが打ち切りになったら何が残るのか?

住宅系もエコカー同様、近いうちに打ち切られる。

そのとき、これらの政策が残したものとは、、、。

例えばですが、

今、伝統的な木組みの住まいは法的に造れない、非常に困難な局面にあります。

プレカット全盛の今の木造の経験しか持たない大工職人しか残らなくなったら、

日本の文化的な建物の建築をすることも、維持していくことも難しくなってしまうかもしれません。

経済的数字の浮き沈みだけを追っていると、大切なものが捨て去られてしまう現象が起きているように感じます。

大きな会社の操業も大事かもしれませんが、小さな個人が地域の中であっても安定的な就労があり、決して贅沢なことではなく、安定的に住まえる対策。

まさに「スモール・イズ・ビューティフル」

これが、ワーキングプアの解消とハウジングプアの解消の両輪を安定化させることにつながり、しいては、地域で暮らすことへの喜び、や豊かさにつながっていくのではないかと思います。

by S.小野

« 9/3の住まいの相談会のご報告 | トップページ | 10月3日は「暮らし健やか住まい展」ぜひ来てください »

 日常の出来事」カテゴリの記事

コメント

若干訂正します。
この秋終了するのは、「エコカー補助金」で、
「エコカー減税」はまだ継続のようでした。
失礼しました。

まあ記事の本質には、あまり変わりは無いことかなと、、、。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 9/3の住まいの相談会のご報告 | トップページ | 10月3日は「暮らし健やか住まい展」ぜひ来てください »