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2010年11月10日 (水)

昭和30年代の市営住宅 その2

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たまたま、自転車で通りかかったら、建築計画のお知らせ看板が貼ってありました。

先日、ブログで書いた公園の隣です。

川崎市営 桜本住宅です。

Dscf9306a

階段室型4階建てが2棟で64戸。これが建て替えで7階建て87戸になるようです。

現状は、約30㎡の2DKで風呂なし(バランス釜の排気筒が北側にないので)賃貸

とのこと。

ざっと見た感じは、そんなに古さを感じません。アルミサッシを使っていたり、

スチールの手すりも時代を感じさせはしますが、メンテナンス次第では、

建て直しが必要なほどとは見受けられません。

Dscf9307a

でも、メータ類が納められているであろう階段下の扉は、木製の框扉で、

なかなかいい感じで当時の様子を残しています。

階段室脇のダストシュートは、この時代の市営住宅のスタンダード。

構造的な問題点がどの程度の評価であったのか分かりかねますが、

現代の諸設備の対応がスムーズに更新していけるようになってさえいれば、

十分改修で延命していけるように思えます。

Dscf9308a_2

福祉車両駐車禁止としているあたり、また駐輪場にとまっている自転車、というか、

買い物カーのようなものの列をみると、高齢化率は高そうです。

Dscf9309a

建て替えた後の居住保障がどのように行なわれようとしているのか気になるところです。

実質的な追い出しにならないような居住の継続が行なわれることを願いたいところです。

(手前に見えるのは、木造平屋の集会場です。)

Dscf9310a

滑り台もどこか物悲しさを感じます。また、草も延び放題といった風情です。

樹木は、それほど多くはありません。当初からそうなのでしょう。

2部屋を持つ市営賃貸ですから、この団地で、幼少期を過ごした私と同年代の方々

にとっては、この風景が変わってしまうことは、さみしいでしょうね。

球形の高架水槽も時代を感じさせますね。

今、昭和30年代築の木造住宅の耐震改修を計画中ですが、

鉄筋コンクリートの公共建築の方が早く壊されてしまうことに、

どこか割り切れない、もっとなにかの可能性はなかったのか、、、

と思わざるを得ません。

by S.小野

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