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2011年1月29日 (土)

実施設計のまとめ方。。。

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ブログ更新が、滞ってしまいました。。。

実施設計を2つまとめるのに、少々手間取っていました。

やっと先が見えるところまで来たかなというところです。

2つは、ともに耐震改修をともなったリフォーム計画です。

こうした計画の実施設計をまとめるのは、実は新築計画よりも大変です。

まずは、現状建物の状況把握と図面化。

耐震精密診断(これに当てはまらないケースも…)で課題の整理と、

耐震性確保のための補強工事をどのような仕様ですすめるか。

同時に、暮らしからみる改善要望の加味。

今後の維持管理を考慮した場合の仕上げや工法の選定、、、。

工事が効率よく円滑に行なえるか、コストとの関係など、、、

悩みは尽きないものなのです。

また、住みながらの計画となると、なお検討が必要になります。

図面の表現方法も、一般的な図面のみならず、

補強の考え方を示す詳細図やパース、アイソメ図などの立体的に表現した納まり

スケッチ図が増えます。

というのも、施工者さんにも、建て主さんにも、できるかぎりわかりやすい表現方法

をして、工事内容の把握が三者で理解し合えるようにしたいという思いもあります。

実施図面は、共通のコミュニケーションノートです。

言葉がいっぱい散りばめられていたほうがいいと思っています。

わかりにくいところや誤りがあれば、お互いに確認し合えます。

施工者さんからの見積り内訳の精査と、最終的な金額の取りまとめ協議の際にも、

こうした根拠となる図面は大切なのです。

なお、

耐震補強工事の助成金制度の多くは、現状建物が合法的なものに限られています。

しかし、昭和時代の住宅の半数以上は、検査済証の無い住宅。

かつ違法増築等が行なわれているものも多く、助成金が使えない。。。

ここに制度のメスを入れていただかない限り、

耐震対策が進まないのは明らかなのです。。。

昭和時代(こう簡単に一括りできるものではありませんが)の町場のリフォームに

対応してきた町場技術者の問題も反省すべき点が多いと感じます。

だからこそ、カルテのように、どのようにこの住宅を手術したのかの記録が、

次の世代に残るようなことをしなければいけない。

そんな思いで実施設計をまとめています。

と、またこれからもう1件、改修工事の計画に関わることになりそうです。。。

年始そうそうにドタバタの2011年がスタートしました。

頑張ります。

もちろんブログ更新も。(笑)

by S.小野

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