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2011年8月

2011年8月31日 (水)

ムードポップス

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「ムードポップス」。

その響きだけで昭和な感じがします。

大きな木製のステレオセットにレコードをまわして聴くイメージです。(笑)

Dscf1238

でもレコード屋さんではなさそうなんです。

せっかくの角地なのに、大きな間口を設けていません。

なにかSONY関連の仕事をされていた事務所なのかもしれません。

角地の部分にが斜めに面がとられ、

その部分を縦格子が1階から2階まで通して設置してあったりと、意匠性もあります。

Dscf1239

樹木は勢いがあって、剪定するなどしないと、建物への影響もありそうです。

木製のサッシとスチールサッシとが混じった開口部です。

しかし、今はひっそり、撤去されるのを静かに待っているように見えます。

Dscf1240

この日は、満月があらわれて、よりムードな感じがした気がしました。

このくらいの建築(意匠的価値、文化的価値云々)でも、当たり前に、

できればいかして活用しよう、というところまで、

文化的に行き着いてほしいものです。

街並みの風景は、ゆっくりとした更新を願っているように思うからです。

by 小野

2011年8月29日 (月)

機械式駐車場の運命

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屋外の機械式駐車場は、特にバブル以降、

開発が中断された空き地や首都圏のマンションなどに多く設置されてきました。

建築基準上も当初は、工作物として比較的ゆるい基準で設置できたこともあったと思います。(その後、面積等縛りが出てきましたが。)

また、首都圏のマンションなどでは、建設当初は住戸数100%確保を売りにしたり、

狭い条件であっても自治体による設置義務条例などにより設置されてきた経緯があります。

しかし近年、機械式駐車場を撤去するなどの動きも出始めてきているようです。

例えばマンションなどでは、

居住者の自家用車所有率の減少(高齢化も手伝っているのか)、

管理組合による維持管理コストの削減などがその理由のようです。

将来的見通しでも、人口の減少が進めば、駐車場の空白も容易に想像できます。

Dscf1335

都内某所です。

これは、マンション専用ではなく、一般月極駐車場ですが、すでにほとんどが空いています。

というより、ほとんどメンテナンス出来ておらず、錆びついていて、

ちょっと停めるには勇気がいる感じです。

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錆び朽ちた鉄材が転がっていたりしています。

亜鉛メッキのどぶ付け塗装も過信は出来ませんね。

いつごろ築かは分かりませんが、この手のものはメンテナンスを怠っては、

20年あたりがひとつのボーダーラインかなという感じがします。

メンテナンスといっても、鉄骨露出ですから、機械の保守以外に錆落とし、塗装など

費用も相当なものになろうかと思います。

建物の中に内包するタイプと比べると、短命でコスト高で、

これからさらに撤去されていくことになるのでしょう。

(放置しておかれる方が危険でこわいですね。)

打ち合わせの帰りに歩いていて、あまりにインパクトがあり、写真におさめた次第です。

by 小野

2011年8月28日 (日)

素材選びから…洋風のイメージで完成しました。

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たまには仕事の写真も紹介いたします。

引渡しから1ヶ月ちょっと経ちました。

木造3階建てのお住まいにガレージを設けています。

洋瓦、石、タイル、ロートアイアン、ステンドグラス、、、

素材選びやそのデザインなど、一つ一つ確認し、ご納得いただきながら完成までこぎつけました。

Dscf8273

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上は、模型です。下が実際です。(笑)

道路に対して細長敷地で2台のガレージ設置、

かつ、決して広い道路ではないのですが、交通量も人通りも多いということから、

お住まいは、道路に対してではなくガレージの屋上庭園と中庭に開いた形となっています。

分棟ですが中庭形スタイルですね。

ガレージの中庭側は、斜めに階段状にボリュームを落として、

プランターなどを置けるようにしてあり、イメージとしては、五反田のポーラ社のホワイエのような傾斜緑地越しに中庭及びリビングへ日差しが入り込むような感じとしています。

3階建てといっても、その3階は、どちらかというと屋根裏部屋に近い感じで、南欧の小屋部屋のような存在です。

プライバシーの関係から詳しい紹介は差し控えます。

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皆さんが設計事務所選びをされるとき、

目指すイメージに近い仕事を多くされていることなどを理由にされることが多いと思います。

でも私は、設計事務所は、ある程度オールマイティであることが実は大切なのではないかと思っています。

建て主さんの要望に、ひとつとして同じものはないし、ましてや敷地や予算条件もそう。

打ち合わせを重ねるごとに、要望なども変化してくることもあり得ます。

実際、その建て主さんの想いにどこまでしっかり寄り添えるかが、最も大切だと思っています。

ですので、とりあえず、小野建築設計室は、

古い木造の改修リフォームばかりが得意ということでもなく(一番多い仕事ですが(笑))

国産材を使った素朴な木のおうちづくりばかりが得意ということでもなく(好みとしてはありますが)

逆に、洋風のおうちはやらないとか、っていうこともまったく無く。(今日の紹介記事のように)

さまざまな要望に、馴れ合い&マニュアル的ではなく、

ひとつひとつをメリットデメリットを話しながら、建て主さんらしくなるように、、、

つまりは、設計者の設計ではなく、究極的には「住まい手自身による設計」によってつくられていけること、そんな風に感じてもらえることが、設計者の役割のひとつになると思っています。

理屈っぽく書いてしまいましたが、

一言で言えば、どんな要望でも、しっかり寄り添って対応していけますよって言うことと、

そうやって二人三脚でよいものにしていくためには、建て主さんも人任せではいけませんよっていうことですね。(笑)

by 小野

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