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2011年9月 5日 (月)

戦前の木造3階アパート

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鶯谷駅近くのアパートです。

山谷地域のNPO自立支援センターの施設整備のお手伝いをしてきた関係から、

その周辺での採取です。

以前から、前を通るたび気になっていましたが、ちょっと写真に残してみました。

鶯谷アパートです。

外壁まわりは数年前に改修が行なわれていました。

ということは、まだしばらくは現役でがんばってくれるのでしょう。

Dscf0546

Dscf0545

右から読む館銘版がその古さを物語ります。

白く塗られてしまいましたが、元はアースカラーのスクラッチタイルです。

フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル以降、昭和初期くらいまで流行った外装タイルです。

「粋の下町 東京根岸」(草思社)によると、昭和7年、震災後東京で初めての木造3階建てのアパートとあります。

3階部分はセットバックしていてマンサード屋根のような部分に窓が設けられています。

アプローチの床タイルも遊び感覚が見られます。

Dscf0547

木製建具も雰囲気があってよいです。

1、2階はオフィス関係?の方が多そうで、3階は窓割りからすると、今でいうワンルームではないかと思われます。

正直いうと、外観は、改装されていることもあり、ボリュームも敷地めいっぱい、、、

高密度な印象で殺伐とした印象なので、見過ごしてしまいそうな佇まいではあります。。。

実はこの近くに、今はマンションになってしまいましたが、やはり関東震災後の復興建築とおぼしき、スクラッチタイル意匠的にもなかなか洒落た3階の複合ビルがありました。

写真を撮ったはずなのですがどこかに紛れてしまってすぐに出てこなかった、、、。

またの機会に、探して紹介できたらと思います。

入谷周辺は、空襲被害が比較的に少なかったのか、戦前の長屋なども残っていますね。

そんな風景も急速に変わってきていますが。

人手間、ひと手間が、

建築に息を吹き込んでくれていることを、小さな意匠から感じることが出来ますね。

by 小野

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