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2012年3月

2012年3月24日 (土)

日々勉強です。それからリフォームセミナーのご案内

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時間をみては、

4月からの「住宅設計論」の授業に向けて、参考文献としたい本を改めて読みながら学んでいます。

いやー、楽しいですね。

住まいづくりとはどうあるべきか、

振り返ると、日々の一喜一憂に振り回されてしまっているのではないかと

身につまされる思いです。もっと洞察力」を持って手を動かさなくては。。。

読み返しているのは、中村好文さんの住宅巡礼や吉村順三さんの小さな森の家、

宮脇檀さんの眼を養い手を練れ、田中敏ひろさんの向こう三軒両隣りなど…。です。

何度でも読みかえさないといけませんね。

このところ、川崎市主催の住宅フォーラムの講師が続きましたが、

市の主催は、参加者が安定していて、会場いっぱいになっていいですね。

と、今度は、

3月31日(土)に関内の東京ガスショールームにて、

住宅リフォームのセミナー講師を努めさせていただくことになりました。

Sample_omote

締め切り日は過ぎていますが、まだ空席があるようですので、

住宅リフォームを検討されている方、一緒に学びましょう。

by S.小野

2012年3月13日 (火)

4月から専門学校で非常勤講師として関わることになりました。

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受け持つ授業は、前期「住宅設計論」、後期「デザイン論」というもの。

私などに務まるのだろうか…と、かなりドキドキものですが、いろいろと思案しています。

魅力的な住宅建築を改めて考察してみたり、

歴史、技術、風土・環境、素材、暮らし、家族、地域…、

住宅がつくられる際に織り成すさまざまな要素について、

自分自身勉強し直すことができそうな気がしています。

教えるというより、原点を見直す良い機会になるはずと。

そして、住宅設計の仕事は、こんなに楽しいことなんだ、

という想いになっていただけるようにしなくては。(笑)

興味が膨らんでいけるような、設計打ち合わせのような楽しい時間にしたいなと。。。

どうなることやらですが、新しい季節はもうすぐそこまで来ているようです。

縁あって、私を推薦してくださった建築家の方、そして専門学校の先生方の期待を

裏切らないように頑張りたいと思っています。

あっ、どこの学校なのかって?

今後のブログやfacebook記事などをご期待ください。

しばらくは、さりげなくいきますので。ギンギラギンではなく。(笑)

by S.小野

2012年3月11日 (日)

震災から1年~地元スーパー、八百屋から見えてくるもの

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東日本大震災から1年、今日は横浜にある県民サポートセンターという場所で行われた

市民活動フェアというイベントに、

「ともに学ぶ暮らし住まいの会」「新建築家技術者集団神奈川支部」のアピールブースに出かけておりました。

やはりあちらこちらで震災復興関連の企画が行われていました。

帰ってTVをつけると、特集一色となっています。

そこで、私なりに最近身近に感じることなどを書いてみます。

農作物などへの風評被害ということについてです。

スーパーや八百屋さんなどに買い物に行くといつも思うのですが、

産地表示がとてもあいまいなんです。

特に肉類は、日本のものは「国産材」としか書いてありません。

野菜などは、安くなっているものは「福島産」などと書いてあるだけ。

地域の八百屋などで、これすごく安いけどどこ産ですか?とたずねても

「えっーと~」といって

めんどくさそうにして教えてもくれない時があります。

私は、こんな表示しかしない小売店に非常に腹が立ちます。

被災地に近い農家の方々は戦々恐々としながらも、

除染の努力をし、放射能線量を測定して、生活をかけて出荷しているわけです。

今やこの数値の確認無しには基本的に流通しないはずです。

(全数測定していない場合もあるので、いろいろな意見があるかもしれませんが。)

私たち首都圏に住む消費者の関心は、当然価格もありますが、

それ以前の問題として安全性について信用できるかどうかが

購買判断の基準になっていることは間違いの無いところだと思います。

なのに、小売店舗の方が、消費者にそのことを伝えずに、

単純に「福島産」はどうせ売れない、だから「安く」という、勝手な先入観でもって、

消費者に対しての情報提供を怠っている。

このことこそが、風評被害を生んでいる原因の一つに実はなっているのではないかと感じるのです。

どこ産であるか?放射能線量のデータの表示。この2点の情報公開をお店がしっかりやれば、

どこ産であろうと売れるはず。いやむしろ復興を願う想いを持つひとであれば、

同じ値段でも安全なのであれば、福島産を購入するのではないかと思うのです。

つまりは、出荷農家の努力を末端の小売店が潰してしまっているのではないか。

また、私たち消費者をもバカにしているのではないか。

そんな心持になってきて、とてもやるせなく、腹が立ってくるわけなのです。

風評被害は、消費者をバカにし、先入観で現実に目を向けない、アホな商売人が、

知らず知らずのうちに作り出してしまっているのではないかと。。。

私たち建築分野でも、

コンクリートの砂や砕石、木材等々、

今後、放射能線量のチェック体制が生産地から各工程で行われる仕組みが必要だと思いますし、

できてくるものと思いますが、

品質表示、生産ルートの透明性などは、きちんと伝達される仕組みに整備されることこそが、

賢い消費者をうむ社会につながっていくものと思ってやみません。

by S.小野

2012年3月 7日 (水)

真壁木造の勉強会&多摩の山と森の見学

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先週は、学習週間といった感じでした。

一つは、真壁木造で長期優良住宅仕様をどう実現できるかという勉強会。

真壁というのは、木造の柱や梁といった構造材が表に見えるつくりのことです。

内部、外部ともに真壁造りの住宅は、街中ではほとんど見られなくなってしまいました。

なぜかというと、やはり防火性と断熱性がネックとなっています。

街中では、多くの地域が、準防火地域の指定を受けていますので、隣地に近いエリアの外壁は

防火構造仕様を求められます。

これを簡単に解決してくれるのが、メーカーなどの開発製品である

サイディング材などの新建材。これらに取って代わってしまったわけです。

モルタル壁などで防火構造を確保することもできますが、熟練の左官職人さんの技術により

手間も時間も少々かかります。

それに比べると工業化製品は、マニュアル化された技術で簡単に施工が可能で

コストも抑えることができるといった流れから普及しています。

でも、です。

木材の活用の見直しがささやかれる中、木の住まいの可能性を見直して、

手入れをしやすくしたつくりで、性能確保が可能ではないかと、実験などが行われ、

手引書がつくられました。

なるほど、という部分がたくさんあります。

街中でも、内外古民家風の長期優良住宅仕様もこうすれば可能なんだということが理解できました。

ここでもう一つのハードルは、やはり建設コストの問題ですね。。。

でも良く考えてみてください。

100年単位でです。

ライフサイクルコストの視点で見たら、

建築時に、多少の手間を惜しまずにつくりこんでおくことは、

決して無駄なコストにはならないようにも考えられます。

住まいづくりに関わる中で、どうしてもネックとなってしまうコストの問題。

長期的視点をしっかり押えた上で計画を進められるゆとりが、

今こそ求められるべき社会的視点ではないかと思ってしまいます。

2つ目ですが、多摩の森と製材所などを見てきました。

Dscf5762

Dscf5764

Dscf5804

Dscf5806

東京・多摩の杉、檜を産直で活用していきたいということです。

沖倉製材さんの試験機に感心いたしました。

瞬時に含水率やヤング係数などが測定され、合否を判断し、

合格した材はプレーナーがかかって多摩産材の刻印と合わせて

含水率等のデータなども刻印されるシステムとなっておりました。

性能表示対策や構造用集成材などに国産の山が負けずに使われていけるようにしていくには、

やはり、さまざまな検査体制を整えていくことが大切になってくるということを実感しました。

今後は、放射能測定なども独自対策として求められていくかもしれません。

自然素材のすまいづくりが見直されている中、地域の国産木材が

社会構造そのものから、使いやすいシステムとなっていけるようになるとよいですね。

産直材での木のすまいづくり、ぜひチャレンジしてみたいと思います。

が、みなさまいかがでしょうか。

百聞は一見にしかずですね。

木の香り、触れた感触…。いいものです。

by S.小野

2012年3月 6日 (火)

たまには本のこと。いやー疲れた『枯木灘』。。。

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趣味の一つに読書と記している私は、この約1年間で、文庫を25冊くらい読みました。

概ね毎月2冊くらいのペースという感じでしょうか、

大体は、現場や打ち合わせへの移動中の電車内か、就寝前に読破しています。

傾向としては、比較的軽く読みやすいタイプが好みで、映画を観るように読んでいます。

作家さんへのアプローチは、○○賞受賞作から始まり、その解説の方が作家だったりしたら

そちらへたどってみたり…。

音楽を探索するのと一緒ですね。

かっこいいベースラインや音色だったりするとそのベーシストの参加している楽曲を探したりと。。。

まあ軽い捉え方になるわけですが、

実はかねてから46歳になる前に読んでおきたいと思っていた小説がありました。

すでに46歳になっているわけですが、、、

それを最近読み終えました。

私の場合、大概の小説は、長編でも正味5~6時間もあれば読破するのですが、

それは、その4~5倍はかかったように思います。

(結局、暮れから読み始めて約3ヶ月を要しました…。)

その小説とは、46歳でこの世を去った、中上健次の『枯木灘』です。

さまざまな作家さんから、中上健次の小説についてのコメントが出されるたび、

いったいどんな世界観なのか?興味をもちつつも、いままでどこか遠ざけていたような気がしていました。

健次の出身地である紀州という舞台(地域)にこだわっているあたりも興味をそそられる点でもありました。

なんとか読み終えての感想は、まず、疲れたなーということ。

主人公をはじめとした人間関係が複雑でなかなか頭に入ってこなくて、

前半は、なんども読み返しながら、人間関係図を確認したりして、いましたが、

後半は、その世界観へのフェンスが取り払われてきて、入っていけた気がしました。

難しい解説は、さまざまな方が書評をされているでしょうからしませんが、

人の生とはどういうものか、、、癖になりそうな怪しい媚薬を飲まされたような

そんな感覚になりました。

これは、映画・映像にはしにくいだろうなとも思いました。

そしてまた数年したら再読してみようとも思わされました。

今度は『十九歳の地図』にチャレンジしてみようかな。(しばらくしてからですけど)

なんといっても、疲労感が残ってしまい、気分がグレー(ブルーではない)になってしまうので。。。

ということで、また、軽めの現代作家さんの文庫を読み漁っている状況に戻った最近なのでした。

by S.小野

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