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2012年3月 7日 (水)

真壁木造の勉強会&多摩の山と森の見学

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先週は、学習週間といった感じでした。

一つは、真壁木造で長期優良住宅仕様をどう実現できるかという勉強会。

真壁というのは、木造の柱や梁といった構造材が表に見えるつくりのことです。

内部、外部ともに真壁造りの住宅は、街中ではほとんど見られなくなってしまいました。

なぜかというと、やはり防火性と断熱性がネックとなっています。

街中では、多くの地域が、準防火地域の指定を受けていますので、隣地に近いエリアの外壁は

防火構造仕様を求められます。

これを簡単に解決してくれるのが、メーカーなどの開発製品である

サイディング材などの新建材。これらに取って代わってしまったわけです。

モルタル壁などで防火構造を確保することもできますが、熟練の左官職人さんの技術により

手間も時間も少々かかります。

それに比べると工業化製品は、マニュアル化された技術で簡単に施工が可能で

コストも抑えることができるといった流れから普及しています。

でも、です。

木材の活用の見直しがささやかれる中、木の住まいの可能性を見直して、

手入れをしやすくしたつくりで、性能確保が可能ではないかと、実験などが行われ、

手引書がつくられました。

なるほど、という部分がたくさんあります。

街中でも、内外古民家風の長期優良住宅仕様もこうすれば可能なんだということが理解できました。

ここでもう一つのハードルは、やはり建設コストの問題ですね。。。

でも良く考えてみてください。

100年単位でです。

ライフサイクルコストの視点で見たら、

建築時に、多少の手間を惜しまずにつくりこんでおくことは、

決して無駄なコストにはならないようにも考えられます。

住まいづくりに関わる中で、どうしてもネックとなってしまうコストの問題。

長期的視点をしっかり押えた上で計画を進められるゆとりが、

今こそ求められるべき社会的視点ではないかと思ってしまいます。

2つ目ですが、多摩の森と製材所などを見てきました。

Dscf5762

Dscf5764

Dscf5804

Dscf5806

東京・多摩の杉、檜を産直で活用していきたいということです。

沖倉製材さんの試験機に感心いたしました。

瞬時に含水率やヤング係数などが測定され、合否を判断し、

合格した材はプレーナーがかかって多摩産材の刻印と合わせて

含水率等のデータなども刻印されるシステムとなっておりました。

性能表示対策や構造用集成材などに国産の山が負けずに使われていけるようにしていくには、

やはり、さまざまな検査体制を整えていくことが大切になってくるということを実感しました。

今後は、放射能測定なども独自対策として求められていくかもしれません。

自然素材のすまいづくりが見直されている中、地域の国産木材が

社会構造そのものから、使いやすいシステムとなっていけるようになるとよいですね。

産直材での木のすまいづくり、ぜひチャレンジしてみたいと思います。

が、みなさまいかがでしょうか。

百聞は一見にしかずですね。

木の香り、触れた感触…。いいものです。

by S.小野

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