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2012年3月11日 (日)

震災から1年~地元スーパー、八百屋から見えてくるもの

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東日本大震災から1年、今日は横浜にある県民サポートセンターという場所で行われた

市民活動フェアというイベントに、

「ともに学ぶ暮らし住まいの会」「新建築家技術者集団神奈川支部」のアピールブースに出かけておりました。

やはりあちらこちらで震災復興関連の企画が行われていました。

帰ってTVをつけると、特集一色となっています。

そこで、私なりに最近身近に感じることなどを書いてみます。

農作物などへの風評被害ということについてです。

スーパーや八百屋さんなどに買い物に行くといつも思うのですが、

産地表示がとてもあいまいなんです。

特に肉類は、日本のものは「国産材」としか書いてありません。

野菜などは、安くなっているものは「福島産」などと書いてあるだけ。

地域の八百屋などで、これすごく安いけどどこ産ですか?とたずねても

「えっーと~」といって

めんどくさそうにして教えてもくれない時があります。

私は、こんな表示しかしない小売店に非常に腹が立ちます。

被災地に近い農家の方々は戦々恐々としながらも、

除染の努力をし、放射能線量を測定して、生活をかけて出荷しているわけです。

今やこの数値の確認無しには基本的に流通しないはずです。

(全数測定していない場合もあるので、いろいろな意見があるかもしれませんが。)

私たち首都圏に住む消費者の関心は、当然価格もありますが、

それ以前の問題として安全性について信用できるかどうかが

購買判断の基準になっていることは間違いの無いところだと思います。

なのに、小売店舗の方が、消費者にそのことを伝えずに、

単純に「福島産」はどうせ売れない、だから「安く」という、勝手な先入観でもって、

消費者に対しての情報提供を怠っている。

このことこそが、風評被害を生んでいる原因の一つに実はなっているのではないかと感じるのです。

どこ産であるか?放射能線量のデータの表示。この2点の情報公開をお店がしっかりやれば、

どこ産であろうと売れるはず。いやむしろ復興を願う想いを持つひとであれば、

同じ値段でも安全なのであれば、福島産を購入するのではないかと思うのです。

つまりは、出荷農家の努力を末端の小売店が潰してしまっているのではないか。

また、私たち消費者をもバカにしているのではないか。

そんな心持になってきて、とてもやるせなく、腹が立ってくるわけなのです。

風評被害は、消費者をバカにし、先入観で現実に目を向けない、アホな商売人が、

知らず知らずのうちに作り出してしまっているのではないかと。。。

私たち建築分野でも、

コンクリートの砂や砕石、木材等々、

今後、放射能線量のチェック体制が生産地から各工程で行われる仕組みが必要だと思いますし、

できてくるものと思いますが、

品質表示、生産ルートの透明性などは、きちんと伝達される仕組みに整備されることこそが、

賢い消費者をうむ社会につながっていくものと思ってやみません。

by S.小野

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