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2013年2月

2013年2月28日 (木)

最近読んだ本の話など

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今年になってから、数冊に渡ってまとめて読了したテーマ。

それは日本における差別の問題と街並みについて。。。

そのうちの2冊を簡単ですが紹介してみます。

1つは「居住の権利」とくらし~東日本大震災復興をみすえて~

もう1つは「日本の路地を旅する」

Dscf1547

です。

昨年、中上健次を重い読感の中で読み、改めてこの分野を知っておきたいと思ったのでした。

もう15年以上くらい前に部落解放運動の歴史をまとめた文庫を読んでいたこともあったし、同和といわれる問題や被差別部落の問題や暮らしや街並みに興味を持っていたこともありました。

建築紛争などに関わっていると、たまに、こうしたテーマに行き着くこともありました。

歴史的に身分制度の中において、エタ、非人といった位置づけをされ、奴隷的集落といった形で差別されてきた。

暮らしや仕事は、地域性があるにせよ、人の嫌がる分野が主とされ、他地域とのつき合いそのものがさまざまな目によって阻害されてきたことがある。

そうしたことは、現代社会において、あまり気にして感じたことは無い方がほとんどだと思うのですが、なにか問題が起きたとき、普段は目に見えなかった顕在化した、被差別地域問題が顕著に現れてくる。。。

そうしたことが3.11東日本大震災の復興の場面でも、起きている。。。

マスコミにはほとんどこうしたことは報道されることは無いのですが、日本の歴史の一端を再認識します。

生まれ育った地域の違いだけで、生き方の選択枝が変わっていく、それが被災した際の復興支援を受ける際にも平等に扱われない社会の闇が、今だ多くの方々が背負って生きていることを知らされます。

街並み歩きが好きで、特に古く歴史が感じられるエリア、人々の暮らしが表出した街並みというものにどこかほっとする感覚を私自身持っているのですが、そんな表の部分だけを観賞するのではなく、さまざまな歴史のドラマに想いを馳せ、その痕跡を発見していくような街歩きをしていきたいものだなと思いました。

歴史は、何も無かったかのように覆いかぶせてしまうのはいけないのではないかと思っています。どんな歴史であろうと、語り継ぐ方がいて、街並みにも継承され、自信を持って教訓としていける差別の無い尊重型社会となってほしいと思っています。

いっぱい勉強しなきゃです。

by S.小野

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