フォト
2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

他のアカウント

無料ブログはココログ

« 2018年4月 | トップページ | 2018年7月 »

2018年5月

2018年5月 8日 (火)

事務所登録してから20年が経ちました。

199858日、一級建築士事務所小野建築設計室として事務所登録をしてから、

今日(201858日)が20年目の記念日を迎えます。

実は、20年前の春は失意の底にいました。

学校を卒業した頃は、漠然と将来独立を疑い無く考えていました。

しかし、住宅を主とした小さな事務所を3箇所(10)経験した中で、設計事務所として独立してやっていく自信を持てなくなっていたのです。

 

住宅の設計監理をうまくこなしている諸先輩方をみてきて、痛感していたのです。

技術や知識は、努力と経験でカバーできるけれど、

住まい手、職人さんたちの気持ちの部分にまでも、同じ目標に向かうべく、

楽しさ、やりがいを感じてもらえるような所作…。

 

つまりは、

技術面やデザイン的才能よりも、人と人とを結びつけるコミュニケーション能力こそが求められる、大事な職能なのだと感じ、

私にはそうした能力が足りていないし、そもそも性格として持っているものの違いに、ああは出来ない…と、劣等感を抱いていたのです。

 

この頃は、設計から離れて、純粋に技術が評価される職人の仕事が向いているのではないかと思い、いくつかの建設会社にアプローチして、職人として一から勉強させてほしいと、面談の機会をつくっていました。

行く先々で、なぜ設計から離れたいのか、など聞かれては、

もったいない、設計を続けていくべきだ、

と逆に説得されて帰ってくるという日々でした。

 

最後に勤めていた事務所は都内葛飾にあり、辞職の際もなにかを確約するようなことは当然無く、地元川崎には、寝に帰るだけの生活…。

 

一体どうしたら仕事を得られるのか、地域にツテもない…、コミュニケーションスキルに不安を抱えながら、ダメでもともとと開き直り、自宅を事務所として事務所登録をしたのでした。

 

理想とする設計事務所・建築家像は、赤ひげ先生のような町医者のイメージです。


資金や暮らし方にとらわれずに、何かを少しでも良くしたいという方のために役に立ちたいというスタンスが目指すところです。

仕事をし始めてから特にそうした思いは強くなっていったような気がします。

 

あれから20年。

思えば最初の頃は、深夜夜勤のバイトをして飢えをしのいだ時期もあったかと思えば、忙しさからスタッフを入れ、3名体制で運営していた時期もあり、山あり谷ありでした。

勤務時代はパソコンにはほとんど触ったことが無かった…、手書きの図面や電話・FAXの時代から、携帯・Eメール、パソコンへの移行期で、世間のOA化の波からはだいぶ遅れをとってしまったり…。

 

3人の子育て中は、保育園の送り迎えをしていたおかげで、保育園関係の役員を約10年、小学校PTA会長を2年、地域に知人も増え、振り返ればそこで親しくなった方の住まいづくりに関わることも、アドバイスも含めれば十数件になりました。

住まいでもめている方に寄り添い調査意見書を作成したり、証人として法廷に立つことなどもありました。

少しは、私らしいコミュニケーションスキルでやっていけるという自信を持ってもいいのかなと…。

今年53歳。

あとどのくらい仕事を続けられるかは、神のみぞ知ることかとは思いますが、今後も目標とする設計事務所・建築家像に近づけるように、姿勢を正し、行動していきたいと思っています。

by S.Ono

P.S.自分の仕事の事を(2010年に)書いた文書がありましたので、張り付けてみます。今も相変わらずだなと…。

※スマホでみている方は、PC画面表示に切り替えると読めるかと思います。すみません。
No384_2010013

2018年5月 3日 (木)

2018年 横浜市内での建て替えです。

いくつかのハウスメーカーからの提案もあったようですが、

ご一緒にすまいづくりに寄り添う事が出来ました。
富士山が見える位置に浴室を配することから、プランが決まっていきました。
終いの暮らし方をイメージして動線を工夫しています。
1階は、2世帯になる可能性等、いくつかの将来ケースを想定しています。
薪ストーブや一部に床暖房なども設置し、ハイブリッド型給湯システムの採用をしています。
耐震等級3の認定を取得しました。
Dscn3926
Dscn3924
アプローチをみる。
01dscn3870
玄関
シューズクロークを設け、木製ルーバーで目隠し代わりにしています。
03dscn3889
05dscn3892
1階
奥の和室からみる
右引戸の奥には、水廻り、居室へとつながります。
06dscn3876
1階奥の洋室から水廻りを介して、和室側をみる。
07dscn3814
2階へ
08dscn3817
09dscn3904
10dscn3906
13dscn3901
14dscn3850
2階L.D.K.
床は、杉無垢フローリング張り。
15dscn3838
ロフト導入部、開閉式トップライト設置。
17dscn3812
19dscn3807
2階寝室から、リビング側へも水廻り側へもつながっています。
21dscn3858
23dscn3862
洗面所
27dscn3859
浴室はユニットを使いましたが、
ご希望により、景色の良い場所に配置し、窓も大きくあけています。

収納の仕方についてや仕上げの色合いなど…、
細かなこだわりやご要望がたくさんのメモによって伝えられ、
その都度確認させていただきながら完成させることが出来ました。

by S.Ono

2018年5月 2日 (水)

2014年 横浜市内での建て替えです。

敷地高低差を活かした、地下1階地上2階(鉄筋コンクリート造+木造)のお住まいです。
バイクガレージをどの部屋からでも感じられるように、

とのご要望を形にしていきました。
B_00_sd_460
玄関扉は、ヒバ材でオートロック式の小扉付引戸を製作しました。
B_02_sd_454
玄関ホール兼バイクガレージ。
リビング側とのつながり、トップライトからの自然光を確保。
B_04_sd_491
玄関框と床を少し浮かして、鉄骨階段とともに軽快な印象になるようにしています。
B_06_sd_446
リビング側から見下ろすようにガレージが見えます。
スキップフロアーになっています。
B_07_sd_501
スキップ階段の蹴込は、熱対策でアクリル板を入れています。
B_08_sd_487
トップライトからの自然光を地階のガレージまで届くように、
抜け感をつくっています。
B_09_sd_488
洗面所からリビング側をみる。
冷暖房効率により、すべて引戸で開閉できるような構成になっています。
B_11_sd602
寝室からも地階のガレージが眺められます。
居場所の1つとなっています。
B_13_sd_510
寝室からロフトをみる。
ロフトは2階とつながっています。
あらゆる箇所が開放すると回遊できるブランになっています。

by S.Ono

« 2018年4月 | トップページ | 2018年7月 »