たまたま遭遇した街並みから感じたこと…
ある建築トラブルの調査に伺ったおり、バス停までの周辺を散策しつつ、
坂を曲がりながら下ったところに、
ちょっと衝撃的(勝手にびっくりしただけですすみません…)な一角に出会いました^^;
同じ住宅がずーっと奥まできれいに並んでいます。
そのブロックの裏手も同じ住宅が奥まで並んでいます。
結構な迫力でした。
実は、その隣のブロックにはほぼ同じ規模の敷地と思われるところに
マンションが1棟建っていました。
そうか、この街区でマンションを建てると、こうなって、
戸建住宅を効率よく配置すると、こうなるのか…。
買うなら戸建かマンションか?
教科書の例示のような街並みだなぁと。。。
よく街並みを評価する際、統一感とか言われたりもしますよね^^;
しかし…、
ここまで統一されていると、美しいかと問われるとそうは感じないなぁと。
自分の家が何件目だっけ?ってなりそうだし…^^;
街並みに必要なものって何かなぁと考えてみると、
一定のボリューム的ルールのもと、
やっぱり、個性の表出と、いい歳のとり方をする素材、
そして緑が育つ環境の表出などが加わってほしい気がします。
凸凹していてちょうどいい。
みんな優等生だと詰まんない…。
人の暮らしも街並みも、きっと地続きだ。
そんな人間臭い街並みが愛らしく感じるんだよなぁなどと
バスに乗りながら妄想しておりました。
どんな歳のとり方をしていくのか、
50年後の評価はいかに…。
by S.Ono
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