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2022年6月

2022年6月13日 (月)

久しぶりの近況です。2022年ももう後半戦。

コロナ感染も収まりつつあるのか、電車に乗っても街を歩いても、
一時からするとだいぶ人出が戻ってきたように感じます。

 

とはいえ、まだ感染者は都内でも1,000名以上あり、
当初、アラートを出したりしていた状況とあまり変わっていないような気もします。
それでもマスコミ等では報道すらしなくなっています。
マスクやワクチン騒動は、いったい何だったのかとさえ思えてしまいます。


また、今年に入ってからのロシアによる侵略戦争も長期化し、
日本政府は、ロシアとのビジネス・流通を表向き、経済制裁とやらで中断、
民主主義の根幹ともいえる会話外交の道を自ら寸断してしまいました…その結果、
日本国中、木材やエネルギー関連の供給に影響…建設費をはじめあらゆる物価が高騰しつつありますね。

 

ここ数年ウッドショックといわれ、木材供給不足問題が叫ばれていましたが、
今年は、さらに高騰、悪化しています。
新建材、住宅設備メーカー等も各社値上げです…。

 

そんな中(愚痴のような話が長くなりすみません)、

最近のお仕事まわりの近況を書き出してみます。

・横浜市内の木造の認可外幼児施設新築計画が実施設計へと進行中、
 これからが重要な見積もり依頼&調整、省エネ適判・確認申請が待っています。

・新宿区内の鉄骨造テナントビル建替え計画が、こちらも実施設計へと進行中、
 上記の施設計画とほぼ同時進行で進めています。

・杉並区の耐震等リフォーム計画、設計は終え、金額調整中ですが、
 やはり少々時間がかかっております。

・2件の某メーカー住宅、大手住宅供給会社の問題施工住宅の調査等に継続的に関わっています。
 住み手の方の支援となるようにと…。

・6月に入って、木造住宅の耐震診断のご依頼が2件ほどあり、対応しています。

 

といったところが主な業務近況です。

 

それと、(ここ数年)3月から今月末までですが、
川崎と横浜の職業訓練校の2級建築士試験受験講座の建築法規の講師などもしています。

そこそこ忙しくさせていただいています。

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やはり心配なのは、冒頭の話と絡みますが、工事費の折り合いですね。

 

施工者さんたちもそうですが、人件費据置で努力されていると思いますが、
働けば働くほど赤字になるようなやり方はしてはいけないですし、
今まで以上に様々な努力や見直しが必要になる、そんな働き方過渡期といえそうです。

でも大切にしたいのは、
住まい手、使い手となる方々の立場になってじっくり誠実に取り組み、
共通認識づくりを怠らずに進めていくこと。


そこのところの時間のかけ方や私たちの働き方は、
設計の仕事をする限り不変ですね。

2022年後半戦も体調に留意し頑張ります。

近況でした。

by S.Ono

2022年6月12日 (日)

昭和マーケットが消える…

私の住む川崎区昭和
その名前の象徴的ともいえる、区内最後のマーケットの解体が始まっていました。

昭和マーケットの事は、過去ログでも書いていますので、
ご参照いただければと思います。
2010年時点では、まだ営業しているお店もありましたが…。

2017年に、商店街表向きのおもちゃ屋さんが抜けてしまいました。

Img_8393
子どものころはお世話になったおもちゃ屋さんでした。
(TVドラマのロケもされていたこともありましたね。)

そこからが早い展開となって、その隣が切り離されて、
次々に解体され、一部は小さな住宅に建て替わっていきました。

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アーケードのようになっていた部分に「昭和マーケット」の
オレンジの看板が付いていたのですが、
2年ほど前の台風時に破損してしまっていました。

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そして最近、いよいよマーケット内部の方も解体が始まりました。

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この後、どのように土地活用されて行かれるのかは、

今のところ特にお知らせ・掲示物等も無く、わかりません…。

商店街の歴史の生き証人のような存在だったマーケットの損失は、
時代の流れとはいえ、大きいと思いますしやっぱり残念だなぁと思います。

これまで、たまーに、建築系の学生が、研究テーマに闇市的な風情の残るマーケット空間を
研究対象にされているとかで、なぜか薄くしか取り上げていない^^:このブログを見て、
連絡をくださる方がいましたが、
もう跡形もなくなっては…。それも無くなるなぁ。

あと残るは、近場だと、幸区の小向マーケットくらいかなぁ…。

令和のさらに先の時代における、商空間とはどうなっていくのか、

街の姿にどのように社会が映し出されようとするのか、

正直、あまり明るい未来を感じられないのもつらいところです。
成立しにくい新築アパートなんかがつくられるより、
いっそ公園的な活用ができるシステムを構築できないものなのだろうかとも妄想したりします…。

by.S.Ono

妙蓮寺前住宅地の石碑

東横線・妙蓮寺駅は、これまで何度か下車したことはありましたが、
妙蓮寺の裏手の高台の住宅エリアは、初めて歩きました。

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(リフォームの相談があり)

静かで落ち着いていて、古い住宅もポツポツ残っており、
なかなか素敵な印象です。

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(相談された住宅も昭和35年築の素敵なおうちでした、)

近くには、洋館付き住宅もありました。

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また、妙蓮寺の裏門に「妙蓮寺前住宅」という大きな石碑があり、

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戻って検索してみたら、

昭和初期、横浜貿易新聞社という新聞社が、
関東大震災の復興がすすむ駅周辺の住宅開発地に対し、
「新住宅地十佳選投票」という各地の住宅地のPR のための人気投票企画を行っていて、これが大変話題になったという事でした。

つまり、その人気投票で十佳選に選ばれた記念として建てた石碑のようです。

ちなみに妙蓮寺駅開業も震災後となる大正15年。

(詳しくは、横浜開港資料館HPを参照。)

http://www.kaikou.city.yokohama.jp/journal/108/02-3.html

 

昭和19年航空地図でも区画割がきちんとされ、新しい住宅が立ち並んでいる様子が見られます。

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年月を経て、街並みを見るとだいぶ新しく建替えられてきていますが、
育ってきた緑にその歴史の一端を感じます。

リフォーム計画自体は、来年年明けから…。

小さな計画ですが、ゆっくりコツコツ^^;

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関わっていけたら…ということで^^;

by S.Ono

2022年6月 1日 (水)

6/11(土)イベントのお知らせ

【お知らせ】
今週末の6月11日(土)
東神奈川の建設プラザかながわにて、
(社)住まいるかながわ主催 http://www.smile-coop.jp/
の企画イベントがあり、
ささやかながら関わらせていただいております。
よろしければ、冷やかしにでもいかがでしょうか^^;
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by S.Ono

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