久しぶりの近況です。2022年ももう後半戦。
コロナ感染も収まりつつあるのか、電車に乗っても街を歩いても、
一時からするとだいぶ人出が戻ってきたように感じます。
とはいえ、まだ感染者は都内でも1,000名以上あり、
当初、アラートを出したりしていた状況とあまり変わっていないような気もします。
それでもマスコミ等では報道すらしなくなっています。
マスクやワクチン騒動は、いったい何だったのかとさえ思えてしまいます。
また、今年に入ってからのロシアによる侵略戦争も長期化し、
日本政府は、ロシアとのビジネス・流通を表向き、経済制裁とやらで中断、
民主主義の根幹ともいえる会話外交の道を自ら寸断してしまいました…その結果、
日本国中、木材やエネルギー関連の供給に影響…建設費をはじめあらゆる物価が高騰しつつありますね。
ここ数年ウッドショックといわれ、木材供給不足問題が叫ばれていましたが、
今年は、さらに高騰、悪化しています。
新建材、住宅設備メーカー等も各社値上げです…。
そんな中(愚痴のような話が長くなりすみません)、
最近のお仕事まわりの近況を書き出してみます。
・横浜市内の木造の認可外幼児施設新築計画が実施設計へと進行中、
これからが重要な見積もり依頼&調整、省エネ適判・確認申請が待っています。
・新宿区内の鉄骨造テナントビル建替え計画が、こちらも実施設計へと進行中、
上記の施設計画とほぼ同時進行で進めています。
・杉並区の耐震等リフォーム計画、設計は終え、金額調整中ですが、
やはり少々時間がかかっております。
・2件の某メーカー住宅、大手住宅供給会社の問題施工住宅の調査等に継続的に関わっています。
住み手の方の支援となるようにと…。
・6月に入って、木造住宅の耐震診断のご依頼が2件ほどあり、対応しています。
といったところが主な業務近況です。
それと、(ここ数年)3月から今月末までですが、
川崎と横浜の職業訓練校の2級建築士試験受験講座の建築法規の講師などもしています。
そこそこ忙しくさせていただいています。
やはり心配なのは、冒頭の話と絡みますが、工事費の折り合いですね。
施工者さんたちもそうですが、人件費据置で努力されていると思いますが、
働けば働くほど赤字になるようなやり方はしてはいけないですし、
今まで以上に様々な努力や見直しが必要になる、そんな働き方過渡期といえそうです。
でも大切にしたいのは、
住まい手、使い手となる方々の立場になってじっくり誠実に取り組み、
共通認識づくりを怠らずに進めていくこと。
そこのところの時間のかけ方や私たちの働き方は、
設計の仕事をする限り不変ですね。
2022年後半戦も体調に留意し頑張ります。
近況でした。
by S.Ono
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