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  監理の仕事

2018年2月20日 (火)

着色という選択

暮れの現場監理記事では、
リフォームで真壁和室の木部を、「アク抜き」の選択をした例をあげましたが、
今回は、アク抜きではなく「着色」の選択をしました。
既存の木部の状態が、経年によってまちまちな表情をみせていて…、Dscn0221
雨浸みや部材そのものの色味の良し悪しなどで…。
アク抜き(漂白)をしても、あまりきれいにはならないのではないかと判断しました。
着色といっても、自然系オイル、リボス社カルテッドのローズウッド色をふき取りして色付けしました。
木目はそのままに、まばらだった感じが古色風に統一できたかな~と。
Img_9890
壁は、壁紙張り仕上げとするために、薄ベニヤを当てています。
(塗壁で更新したいところですが、コストを抑えて…)
床は、杉の無垢かパインの無垢か迷われていましたが、
パインを選択され、すでに張られています。
そちらは養生が外された後、ご奉公の(笑)自然塗装、
こちらもリボス社カルテッドのクリアを予定しています。
新規の建具もシナやスプルスの製作建具なので同様の対応をする予定です。
1,2階のほとんどをパイン無垢としたのと建具もなので…、
一人だとちょっときつそうなので、建て主さんご家族にご登場願おうかな^^;
などと思案中です。
設計事務所ですけどなにか、、、^^;
by S.Ono

2018年1月 5日 (金)

まな板…なにに活かそうかな

空が澄みきって、月がきれいな暮れからのお正月三が日でしたね。
ダラダラと飲み食いしては、とりためた映画を観たりしながら過ごしましたが、

どこか落ち着かない…、

人の多いところは苦手だし…^^;
そうだ、こういう時にちょっと遊んでおこうと、
現在改修している現場から救ってきたまな板を何かに活かそう!

元は、ザ・昭和な佇まいの重層長屋建ての魚屋さん…。

お店をたたんで多世帯の住まいに耐震・バリアフリー・断熱リノベーションといった内容で進んでいます。

なかなか魅力的な魚屋さんの道具類でしたが、処分もやむを得ず…で、で、

頂いてきた、歴史が刻まれた無垢板たちです。

Img_9308

ひたすらカンナがけしてベンチにしてみました^^;。
包丁跡が相当で、なかなか平らにならないのですが、包丁刃のかけらが埋まっていないか確認しながら、少しずつ、、、
まあ少しくらい刃跡が残っているくらいがいいかも、
真ん中が少しくぼんでる位がすわり心地がいいかも、
ということで^^;。

Img_9689
引き渡し時に、プレゼントしようかなと…。

Img_9692
木に触れている時がどうやら一番落ち着くというか癒されている感じがします。

今年はどんな年になる事やら…。
マイペースで、たまにちょっと背伸びしながら、役に立てるように過していきたいと思います。

by S.Ono

2018年1月 4日 (木)

アク・しみ抜きチャレンジ

現在進行中の複数のリフォーム現場で、既存真壁和室の洋室化が進んでいます。
見えがかりの木部は、50年ほどの経年により、焼けや汚れなどで黒ずんだ感じになります。
リフォームの際に、大壁にして柱等を隠してしまうこともありますが、
住まい手ご家族の歴史が刻まれた柱などは、できるだけ残してみたらどうでしょうなどとと提案してみたりします。
では、木部はそのまま?と
尋ねられますが、そのままももちろん選択肢としてありだと思いますが、
例えば、木目を生かして濃い色付けを自然系塗料で行う場合もあります。
あるいは、着色はあまり個性的になりすぎるので…といった場合に、
しみ抜きを行う場合があります。
以下がその例です。
暮れにチャレンジしてみました。
▼処理前
Dscn3133befor
▼処理後
Dscn3146after
▼使用剤
Dscn3143
あまり変わっていないんじゃない…?
と言われそうですが…。
それはその通りで、劇的に白く、50年ほど前に戻るわけではありません^^;。
ふき取った布地はまっ茶色で、相当なアク・汚れは除去できている筈ではあるのですが、
実際の見た目はほんの少しです。
それでも、手に触れられる無垢木材、磨ける柱があるって、
大事なことなのではないかなと思っています。
(写真の壁の仕上げは、左官仕上げの上塗りしたかったところでしたが、
コスト的なこともあり、ベニヤ板に壁紙張りの予定としています。)
年が明けたばかりですが、現場が動き始める前に、
他の現場のアク・しみ抜きチャレンジをしに行こうと準備中です^^;。
byS.Ono

2016年12月 6日 (火)

ご家族としっくい塗D.I.Y.仕上げサポート

市内の某所住宅ですすめています耐震改修工事も後半戦ということで、

暮れのなにかとドタバタしている季節ではありますが、
住まい手ご家族といっしょに左官しっくい塗仕上げD.I.Y.サポートをいたしました。
既存和室の壁は、ラスボードに繊維壁。
前日に周辺養生と、アクが出ないようにシーラー塗を済ませておきました。
予定は、床(無垢パイン)材にリボス・カルテッド塗を予定していましたが、工事の進捗状況から後日に見合わせる事にしまして、しっくい塗壁に集中です!
Img_7583 前日済ませたシーラーです。
Img_7590 息子さんとお父さん。
Img_7592 ご夫婦。
Img_7591
ベジタウォールという、既に練られているしっくいを塗りました。
後半、娘さんも参戦し、6畳一部屋、スタートが少し遅かったですが、
概ね1日かからないくらいで無事終了しました。
(終了後の写真を撮り忘れました…。)
最後の方は、遊び心も芽生えまして…、
Img_7597 こんなことも^^;。
これがなにかは…見た人が判断すれば良いのです。
それがアートというものです^^;。
やり始めると、小学生の息子さんが手際よくきれいにコテを扱い、
仕上げは頼む!と期待され、たくましさをみせてくれました^0^。
住まいづくりに参加する事で、住まいへの愛着にもつながるし、
ご家族の共通体験としても刻まれますね。
ただきれいなだけの仕上げじゃなく…
人の手でつくられているという箇所が増えた分だけ
空間に暖か味のようなものが感じられるような気がします。
木の住まい、自然素材といったことが流行のようにも聞こえてきますが、
人間にとっての巣づくりには、自らつくるという心持ちも併せ持っていたいなと思います。
たとえ小さな改修でも。ちょっと頑張ってみては?と、
今後もさりげなく提案していていくことになろうかと思います^^;。
(もちろんご家族の状況にもよりますけれども…。)

お疲れ様でした。
by Ono.

2016年7月25日 (月)

左官塗りワークショップします。ぜひ遊びに来てみませんか?

突然ですが、今週末、7/30(土)31(日)に、
内装左官塗りワークショップを行おうと思います。
ワークショップというと聞こえがいいですが、
正直言えば、低コスト化のために工事からは外して、D.I.Yによる施工協力をしようというものです^^;。
施工場所は、川崎市川崎区(私の事務所から歩いて2分)。
大正13年築の住宅を耐震リフォームしているおうちです。
左官塗りにご興味のある方、ご協力いただける方募集いたします。
挙手される方は、メール等でご連絡をください。追って地図や時間のご相談をしたいと思います。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!
コテなどの道具が無くても大丈夫です。
でもお持ちの方はご持参くださいますと幸いです^^;。
汚れてもいい服装で!
ご連絡お待ちしています!
S.Ono
01

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2014年9月18日 (木)

今日は上棟がありました。

敷地高低差を活用した、地下1階、地上2階の住宅の上棟がありました。

地階のガレージをいろんな場所から眺められるようにとスキップフロアになっています。
Sd_401
上棟に合わせて、鉄骨らせん階段もクレーンで吊り込んだりと、、、
時間かかるかな~と思っていたのですが、
増員されて屋根野地や金物設置までもそこそこいけてました。
Sd_466
暑さの最中の基礎工事も大変でしたが、打ち継ぎなしの一発打設を試みたり、、、
現場は奮闘してくれています。
これからが勝負でもあります。
久しぶりに現場紹介をしてみました。
Sd_414
S.Ono

2013年12月22日 (日)

暮れも差し迫ってきましたが、昨日大安に上棟がありました。

昨年のこの時期から相談にのっていた計画が、

やっと形になりつつある、上棟を迎えました。
市内某所ですが、4m幅の公道から1.8mの私道を進むこと約40m、
さらにクランクして約15mすすみ、さらにクランクして狭いところを進んだ先の約12坪の小さな敷地。
建替えは出来ないと思われていて、耐震を考えておられましたが、
現状、元昭和41年築に、目一杯の増築が木造と鉄骨で作られており、
診断も改修も困難ではないかとのことから、
正規の手続を踏んで、建築確認を取得し、建替えの道を探ってきたわけです。
隣接される方々の協力もあって、この日を迎えられました。
地盤は決して良い場所とは言えず、地盤改良も、あれこれと調べ、、、
結果、鋼管改良杭を幅1mの杭打機で施工することが出来ました。
上棟も、木材類の多くは手運び…。
170
建坪約8坪の小さなおうち。
(外からその全貌はみる事ができないので…屋根から^^)
さあ春へ向かって頑張りましょう!
この感じ、まさに私自身が育ってきた住まいの条件と酷似でして…。
旧友ならわかるはず(笑)。
“狭小住宅”とかっていうとどういうイメージを思われるかわかりませんけれども、
暮らしはそんなに容易いものではありませんし、
私としてはその言葉自体あまり好きではありません。
だって、本音を言えばもっと広いところで暮らしたいという思いは誰にもあるはずですので。
小さくシンプルにたくましく暮らすには、それなりの工夫とそぎ落とし的思想
(割り切りといった方がわかりやすいかも)が必要だと思います。
だからこそ、住みこなしていけている方々には、独特のおおらかな魅力があるのかもしれません。
あと一週間で世間的には仕事納めですね。
またまたいろんな、年明けまでの宿題を仰せつかってきてしまったので、
どうなることやらですが、踏ん張って締めていきたいと思っています。
by S.Ono

2013年12月11日 (水)

マンションリノベお引渡し

今日は築31年のマンションのスケルトンリノベーションのお引渡し。

下足入れは、お持ちであった旧家のケヤキ下足入れを活用。
床はほぼオール杉無垢板に自然系オイル塗り。
Dscf5026
一部、壁にも杉やヒノキを使ってみました。
ちなみに戸は、オール引き戸です。
Dscf5013
4寸のヒノキ柱が大黒柱のように建っています。
Dscf5009
コルク壁周辺は、家事コーナーです。
カウンターのふくらみ曲線もちょっと変形しているんですけどわからないですね^^;
我が家のみかんの木の枝を葉枯らしし皮をむいたものを、
アクセントとして棚受けに使ってみました。^^;
Dscf5018
障子は、引き込みとして全開放できます。
杉の腰付き障子です。
9寸のヒノキの梁が掛かっています。
Dscf5012
サッシにはインナーサッシを下枠をフラットに納めてみました。
Img_0248_2
2階なのですが、マンションの1階階段あたりから、木の香り&自然塗料の香りが
してきて、他のマンション居住者の方からも見学依頼が複数あったようです。
当初からの居住者でしたので、隣接住居の方々とのコミュニケーションも良く、
工事も比較的スムーズに進行したように思います。
無事引渡しが済み、ホッと一息の日になりました。
建て主さんご夫婦も、森のおうちみたいとおっしゃってくださり、
お引越しも楽しみにされていまして、とてもうれしく思いました。
なんといっても香りがいいですね~。
疲れも吹き飛びます!
Dscf4088
スケルトンというのは、こんなふうに、内装を一端取り除き、構造躯体だけの状態をいいます。
ここから新たなプランニングによって内装をかえていく改修のことを、
最近では、リフォームというのではなくリノベーションという言い方をするようになってきました。
たまにはの実例紹介でした。
明日は、
午前中、耐震リフォームの工事契約の立会い、
午後は、木造2階住宅の上棟と、、、
師走の文字通り、走り続けます。。。
by S.ono

2013年11月17日 (日)

マンションリノベーションで木を組んでます^^

工事も終盤になってきました、マンションリノベーションの現場から。

ヒノキの4寸柱に9寸の梁です。
ここに腰付き障子が入る予定です。
Dscf4582
いい香りに満たされておりました^^。
by S.Ono

2013年11月 2日 (土)

内装仕上げの打合せ

現場が動き出してからも打合せは頻繁。

設計意図通りの施工がされているかはもちろんですが、
住み手となる建て主さんと現場で働く職人さんとの関係性をつないでいく役割もまた大切。
どんな方のおうちで、どんな想いで設計がなされているのか、、、
一方、どんな職人さんたちが、どんな想いで取り組んでいるのか、、、
顔の見える関係、お互いの理解が深まれば深まるほど、
現場の空気、やる気は良い流れになるものと考えています。
それぞれの立場から、自由に意見を言っていける空気感とでもいいましょうか。
さりげなく発した建て主さんの一言から、職人さんよりうれしい提案が出されたり、、、。
ところで、最近の設計事務所の皆さんはどうされているのかな~。
現場での内装仕上げ決めの打合せ。
私のところでもケースバイケースではありますけれども、
極力、現品サンプルを張り合わせたプレゼンテーションボードにまとめて、現場において置くようにしています。
打合せは、できる限り大きなサンプルで確認しますが、決めた後、どうだったっけ?っていうことがないようにと、並べて張っておくと、どんな好みで統一されているかも伝わって、関わる方々みんなに伝えることができるからです。
間違い防止にもなりますし。
Dscf4427
打合せして、現場で切ったり張ったりしながら、ふっと思ったのですが、
今、これだけITが発達しているというのに、こんな原始的なプレゼで確認しあったりしている設計事務所ってちょっと時代に乗れていない???
もっとうまい内装打合せの仕方があったら教えてほしいな~と。。。
まあこの作業は楽しい作業ではあるのですけれど(笑)。
マンションスケルトンリノベーション現場にて。
by S.Ono