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お仕事系日常のつぶやき

2018年7月14日 (土)

人生90年時代「これからの住まい」を考えるつどい

来週末ですが、サポートしている住まい支援グループで、一般向けの企画があります。

住まいのこれからをどうしていこうか?
といった話って、
案外親しい人にも相談しにくかったり、
鼻から反対されたり、、、でも、、、
住まいをどうしていこうかと思いをはせることは、
どんな暮らしをしていきたいかのささやかな夢を語る事。
きっと選択肢はいっぱいあるはず、10人いれば10通りの生き方があるように。
気持ちが楽になるような、これからの住まいの話が話し合えたらいいなと思っています。
少人数で話したいというのが趣旨なので、実は「20名」も望んではいません(笑)。
とはいえ、まだ本当に少人数のようなので、ご興味がありましたらぜひ。
201807net
by S.Ono

2018年5月 8日 (火)

事務所登録してから20年が経ちました。

199858日、一級建築士事務所小野建築設計室として事務所登録をしてから、

今日(201858日)が20年目の記念日を迎えます。

実は、20年前の春は失意の底にいました。

学校を卒業した頃は、漠然と将来独立を疑い無く考えていました。

しかし、住宅を主とした小さな事務所を3箇所(10)経験した中で、設計事務所として独立してやっていく自信を持てなくなっていたのです。

 

住宅の設計監理をうまくこなしている諸先輩方をみてきて、痛感していたのです。

技術や知識は、努力と経験でカバーできるけれど、

住まい手、職人さんたちの気持ちの部分にまでも、同じ目標に向かうべく、

楽しさ、やりがいを感じてもらえるような所作…。

 

つまりは、

技術面やデザイン的才能よりも、人と人とを結びつけるコミュニケーション能力こそが求められる、大事な職能なのだと感じ、

私にはそうした能力が足りていないし、そもそも性格として持っているものの違いに、ああは出来ない…と、劣等感を抱いていたのです。

 

この頃は、設計から離れて、純粋に技術が評価される職人の仕事が向いているのではないかと思い、いくつかの建設会社にアプローチして、職人として一から勉強させてほしいと、面談の機会をつくっていました。

行く先々で、なぜ設計から離れたいのか、など聞かれては、

もったいない、設計を続けていくべきだ、

と逆に説得されて帰ってくるという日々でした。

 

最後に勤めていた事務所は都内葛飾にあり、辞職の際もなにかを確約するようなことは当然無く、地元川崎には、寝に帰るだけの生活…。

 

一体どうしたら仕事を得られるのか、地域にツテもない…、コミュニケーションスキルに不安を抱えながら、ダメでもともとと開き直り、自宅を事務所として事務所登録をしたのでした。

 

理想とする設計事務所・建築家像は、赤ひげ先生のような町医者のイメージです。


資金や暮らし方にとらわれずに、何かを少しでも良くしたいという方のために役に立ちたいというスタンスが目指すところです。

仕事をし始めてから特にそうした思いは強くなっていったような気がします。

 

あれから20年。

思えば最初の頃は、深夜夜勤のバイトをして飢えをしのいだ時期もあったかと思えば、忙しさからスタッフを入れ、3名体制で運営していた時期もあり、山あり谷ありでした。

勤務時代はパソコンにはほとんど触ったことが無かった…、手書きの図面や電話・FAXの時代から、携帯・Eメール、パソコンへの移行期で、世間のOA化の波からはだいぶ遅れをとってしまったり…。

 

3人の子育て中は、保育園の送り迎えをしていたおかげで、保育園関係の役員を約10年、小学校PTA会長を2年、地域に知人も増え、振り返ればそこで親しくなった方の住まいづくりに関わることも、アドバイスも含めれば十数件になりました。

住まいでもめている方に寄り添い調査意見書を作成したり、証人として法廷に立つことなどもありました。

少しは、私らしいコミュニケーションスキルでやっていけるという自信を持ってもいいのかなと…。

今年53歳。

あとどのくらい仕事を続けられるかは、神のみぞ知ることかとは思いますが、今後も目標とする設計事務所・建築家像に近づけるように、姿勢を正し、行動していきたいと思っています。

by S.Ono

P.S.自分の仕事の事を(2010年に)書いた文書がありましたので、張り付けてみます。今も相変わらずだなと…。

※スマホでみている方は、PC画面表示に切り替えると読めるかと思います。すみません。
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2018年4月30日 (月)

たまには、映画の話し

昨年見逃していた映画「コスタリカの奇跡」が、

1週間限定との事でみてきました。

中米コスタリカは、1948年常備軍を解体し、軍事予算を教育や福祉の無料化などに充てることで、平和・環境立国へと舵を切った国。

その経緯や実態に迫ったドキュメントです。

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アメリカからの様々な要請、隣国の侵略などへの対処など、、、

現在の日本政府の対応とは真逆と言っていい考え方で、対応されている…。

大変そうだけれど、考え方一つでできるんだ!と感服しました。

と同時に、今の日本政府の態度、発言、行く末に、大変不安を覚えました。

そんなコスタリカでも、

近年は、貿易自由化の門戸が開かれたことよって、

アメリカなどの外資系企業がこれまでの地域の生産システムとは無関係に、

幅を利かせて来ていて、貧富の格差の問題、治安の問題等も生じてきていて、

グローバル化に伴う新自由主義に対して今後どのように対峙していくかの苦悩の様子も映し出されていました。

 

しかしそんな中でも、

現在の市民の声や、政府コメントなどからは、

歩んできた道については決して間違っていないという自負が感じられ、

武力で解決することなどあり得ないといった平和教育が浸透していることもうかがえました。

映画としては、ドキュメンタリーという事もあり、

関係者のインタビューコメントが多く、スピード感があるので、

正直なところ、字幕を追うのでいっぱいいっぱいでした

(ヒヤリング能力が無いので…;)。

これは何度か観ないと、いろんな感情を見逃しているなと感じました。

収穫は何と言っても、コスタリカという国に興味を持つことが出来たこと。

ちょっと関連書物も手にしてみようかなと…。

 

やっぱり“War is over if you want it”…大事だなと。

by S.Ono

2018年4月18日 (水)

Facebookページは誰でもみられますよ。事例紹介を更新しています。

しばらくブログ&Facebookへの更新が滞っていましたが、
小野建築設計室Facebookも更新をしました。

今までのお仕事をダイジェストのような感じで、紹介しています。
これからもちょっとずつ増やしていきたいと思います。
よろしければお立ち寄りくださいませ。

このブログとFacebookとをどのように使い分けたらいいのやら、
全く同じでもどうかと思いますし…悩ましいところです。
(Facebookのアカウントを持っていなくてもみられるページです。)

いずれにしましても、小野建築設計室という事務所が、
どのような仕事を?
どんな考え方で?

あるいは、小野という人物は、
どんなキャラクターで?

などのニュアンスが伝わるように、両輪の情報ツールでお伝えしていきたいと思っております。

2018年4月15日 (日)

4月…桜も散り、工事も続々完了…リフォーム減税関係書類も済ませてホッ。

昨年より年を越して重複して動いていた住宅リノベ現場たちが、

1つまた1つと…、

少し遅れ気味ではありましたが…、

無事に完了お引渡しが済み…、

安堵の一息をついて、このブログを久しぶりに開いて、週末のんびりと更新しています^^;。

リフォーム・リノベーションは、費用的なことなどもあって、

毎度ではありますが、しっくい塗をしたり、無垢板箇所へ自然系オイル塗をしたり…、

年が明けてからは、タイミングよく作業が済ませられるように、
工事段取り&現場作業にエネルギーを使い…、
体力的にも働きました^^;。
完了時のきれいな写真があまり撮れて無くて…、
工事終盤スケジュールがタイトになると、どうしてもお引越し日との関係で、
即お荷物が入ってくるので…。
なので、暮らしが始まって、整理が少しついてきたころに、
点検がてら、竣工写真を記録させて頂こうかなと思っているところです。
固定資産税減税や所得税減税のための書類や
増改築等工事証明書などの準備&説明も済ませました。
所得税減税は、4月に入って工事完了の場合、来年3月の確定申告時に申請になるので、
またその頃お伺いしてっと…。
バリアフリーのための手すり設置等は、お引越し後にケアマネさんとの立会いで、
確定してから必要な箇所に設置する作戦を取る事にしたりしたので、
まだ少し行ったり来たりしなきゃ~。
ん!?
いやはや、フっと気が付くと、あれれ…、
ちょっと時間があるな…、
これは個人事務所としては、とても困る…^^;
昨年までは、
専門学校で住宅設計・デザインの授業の非常勤講師をしていましたが、
昨年度で終了したので…、
それがあると準備が春先大変だったのですが、今、それもしなくていいんだな~…。
不安がよぎりますが…、なんといってももうすぐ
【事務所を立ち上げて20年。】(1998年5月新規事務所登録)
この機会に、あふれかえった事務所内を少し整理しつつ、
本ホームページブログやFacebookページの更新やらをしたりして、
この先の事を落ち着いて考えたいと思います。
by S.Ono

2018年2月20日 (火)

たまには、映画の話し…。

先日、映画「否定と肯定」を観ました。

予想に反して結構混み合っていました。

年齢層が高かったですね…。

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ホロコーストは無かったとする歴史学者が

「ホロコーストの真実」の著者を名誉棄損で訴えた実際にあった裁判の話し…。

都合のいい真実というのは、いかようにもつくりだせてしまう…、

それを思想信念としている人にとっては、嘘をついているつもりはなく発言し行動し、

人々を煽り世相をつくりだせてしまう…。

今、日本でも、南京大虐殺は無かったとか、従軍慰安婦に対するこれまでの見識を修正しようとする人たちが、権力の中枢にいたりするようで、なかなか恐ろしい感じがします。

韓国で冬季オリンピックが開催されていますが、

人と人とは、国境に関係無く繋がることができる事を思います。

それにどこかブレーキをかけているのは「国家」という存在。

「国家」は、人と人の関係にわけ入るべきではないと思うし、むしろ、

ブレーキを外し、人の差別無き関係性に近づけるように、働きかける役割であるべきと思う。
経済的に潤っているから、優位とかいう事は、人と人の関係性には本来無い…。
愛国などというのは、「国家」から押し付けられているように感じられるときが、
最も危険なんだと認識しておくべきだと感じました。
「国家」が人に与える影響が大きいだけに、注視していなくてはならないと感じました。
「フェイクとどう闘うか 歴史学者 デボラ・E・リップシュタットさん」
話しが飛んでしまいまして失礼しました^^;。
by S.Ono

着色という選択

暮れの現場監理記事では、
リフォームで真壁和室の木部を、「アク抜き」の選択をした例をあげましたが、
今回は、アク抜きではなく「着色」の選択をしました。
既存の木部の状態が、経年によってまちまちな表情をみせていて…、Dscn0221
雨浸みや部材そのものの色味の良し悪しなどで…。
アク抜き(漂白)をしても、あまりきれいにはならないのではないかと判断しました。
着色といっても、自然系オイル、リボス社カルテッドのローズウッド色をふき取りして色付けしました。
木目はそのままに、まばらだった感じが古色風に統一できたかな~と。
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壁は、壁紙張り仕上げとするために、薄ベニヤを当てています。
(塗壁で更新したいところですが、コストを抑えて…)
床は、杉の無垢かパインの無垢か迷われていましたが、
パインを選択され、すでに張られています。
そちらは養生が外された後、ご奉公の(笑)自然塗装、
こちらもリボス社カルテッドのクリアを予定しています。
新規の建具もシナやスプルスの製作建具なので同様の対応をする予定です。
1,2階のほとんどをパイン無垢としたのと建具もなので…、
一人だとちょっときつそうなので、建て主さんご家族にご登場願おうかな^^;
などと思案中です。
設計事務所ですけどなにか、、、^^;
by S.Ono

2018年1月29日 (月)

「建築」という生き方  エッセイなど書いています。

僭越ながら…次のような書籍に、
冒頭の座談会と
エッセイに執筆しています。(チラっと宣伝させていただきます。)
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まえがき&あとがきからの抜粋…

<建築出身者の進路が縮小し、他の分野へ拡散

華々しい建築家の時代は終わった。>

<理系でも文系でもない価値観…>

<多様な職業について

建築家の志(アーキテクトマインド)をもって生きていることが伝わってくる。>

<これから建築を学ぼうと考えている人や就職などの進路を考えている人に

ヒントが見つかる>

といった趣旨でつくられた、建築学科卒業生たちの実態実感のエッセイ集です。

人口減少社会を見据えた中で、

大学側も建築やまちづくり教育のあり方の変革を模索しているものとも思われ、

まさに平成の終焉の年に、思案するにはタイムリーな書ではないかとも思えます。

私などもスター建築家などでは全くありませんが、

ささやかであっても少しでも良くなるように…、

より心地よい居場所になるように…、

という志(マインド)は、失わないように努めているつもりです。

よろしければ、お手に取っていただけますと幸いです。

(ちなみに私にいっても安くはならないので、できれば買ってください^^;

アマゾンでも買えます^^;

byS.Ono

2018年1月 5日 (金)

まな板…なにに活かそうかな

空が澄みきって、月がきれいな暮れからのお正月三が日でしたね。
ダラダラと飲み食いしては、とりためた映画を観たりしながら過ごしましたが、

どこか落ち着かない…、

人の多いところは苦手だし…^^;
そうだ、こういう時にちょっと遊んでおこうと、
現在改修している現場から救ってきたまな板を何かに活かそう!

元は、ザ・昭和な佇まいの重層長屋建ての魚屋さん…。

お店をたたんで多世帯の住まいに耐震・バリアフリー・断熱リノベーションといった内容で進んでいます。

なかなか魅力的な魚屋さんの道具類でしたが、処分もやむを得ず…で、で、

頂いてきた、歴史が刻まれた無垢板たちです。

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ひたすらカンナがけしてベンチにしてみました^^;。
包丁跡が相当で、なかなか平らにならないのですが、包丁刃のかけらが埋まっていないか確認しながら、少しずつ、、、
まあ少しくらい刃跡が残っているくらいがいいかも、
真ん中が少しくぼんでる位がすわり心地がいいかも、
ということで^^;。

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引き渡し時に、プレゼントしようかなと…。

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木に触れている時がどうやら一番落ち着くというか癒されている感じがします。

今年はどんな年になる事やら…。
マイペースで、たまにちょっと背伸びしながら、役に立てるように過していきたいと思います。

by S.Ono

2018年1月 4日 (木)

アク・しみ抜きチャレンジ

現在進行中の複数のリフォーム現場で、既存真壁和室の洋室化が進んでいます。
見えがかりの木部は、50年ほどの経年により、焼けや汚れなどで黒ずんだ感じになります。
リフォームの際に、大壁にして柱等を隠してしまうこともありますが、
住まい手ご家族の歴史が刻まれた柱などは、できるだけ残してみたらどうでしょうなどとと提案してみたりします。
では、木部はそのまま?と
尋ねられますが、そのままももちろん選択肢としてありだと思いますが、
例えば、木目を生かして濃い色付けを自然系塗料で行う場合もあります。
あるいは、着色はあまり個性的になりすぎるので…といった場合に、
しみ抜きを行う場合があります。
以下がその例です。
暮れにチャレンジしてみました。
▼処理前
Dscn3133befor
▼処理後
Dscn3146after
▼使用剤
Dscn3143
あまり変わっていないんじゃない…?
と言われそうですが…。
それはその通りで、劇的に白く、50年ほど前に戻るわけではありません^^;。
ふき取った布地はまっ茶色で、相当なアク・汚れは除去できている筈ではあるのですが、
実際の見た目はほんの少しです。
それでも、手に触れられる無垢木材、磨ける柱があるって、
大事なことなのではないかなと思っています。
(写真の壁の仕上げは、左官仕上げの上塗りしたかったところでしたが、
コスト的なこともあり、ベニヤ板に壁紙張りの予定としています。)
年が明けたばかりですが、現場が動き始める前に、
他の現場のアク・しみ抜きチャレンジをしに行こうと準備中です^^;。
byS.Ono

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