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 自然素材によるマンションリフォーム

着工~竣工まで

2010年11月 4日 (木)

リフォーム後一年点検にうかがいました。

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先日、施工者さんとともに、マンションリフォームをしたおうちの

一年点検にお伺いしてきました。

自然素材にこだわり、下地から合板などの新建材を使わない仕様ですすめられました。

心配していたのは、マンションということで、気密性も高いことなどから、

木材の伸縮や、しっくいや三和土(タタキ)の割れ、洗面所などの水廻りにある井草和紙などへのカビ、畳及びその下地のカビなど、、、大丈夫だったかなと。

とにかく「防カビ」「防腐」というものの混入されたものを排除しましたので、ちょっと心配だったのです。

今年の夏はまたとても暑かったこともあって、夏型結露などによる影響が無かったかなど。。。

そんな眼であちこち眺めたり、畳を上げてみたり、臭気を確認したりしましたが、なんとか大丈夫だったようで、ホッとしました。

若干、ヒノキのフローリングの突きつけ部分が開いたりしている箇所はありましたが、

問題となるほどではない様子でした。

一部、開口部で摺っている箇所があるので、削ってもらうなどがありました。

でも、無垢を使っていればそういった対応は、逆に簡単ですね。

最近の住まいのつくりでは、枠や造作材も塗装やシートなどで仕上げられた既製品を使うことが多くなってきていますが、調整が困難な場面も見受けられますから、、、。

お住まいは、建て主さんご夫婦らしさが感じられ、大切に、きれいに暮らされている様子が伝わってきて、感動いたしました。

01

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Photo

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木造の柱を随所に見せて、小さな小上がり空間がひっそり存在していたりと、

小宇宙のような独特な凛としたイメージで、

数奇屋づくりのようなマンションリフォームだったんだなと改めて感じました。

で、またしてもご馳走になってしまいました。(笑)

ありがとうございました。

ちなみに、こちらのサイトに紹介いただきました。

建築家紹介センター(旧:施主と建築士の広場)

よろしければ、見てみてください。

by S.小野 

2010年3月 2日 (火)

3ステップシンクにて製作キッチン

昨年のマンションリフォームの仕事で、建て主さんの奥様より3ステップシンクというシンクにしたいと

ご要望があり、あれこれと調べまして結果として、松岡製作所というオーダーシンク製作会社に、天板となるステンレスの3ステップシンクを作ってもらいました。それを現場で大工さんたちと悪戦苦闘しつくりあげました。

似たタイプではToyokitchenに3Dシンクと呼ぶシステムキッチンがあります。ただ天板だけの購入は出来ませんでした。。。

今年は3D元年などといわれますが、3Dといっても、専用のめがねをかけて調理しなくてはいけないといったものでは決してありません。(笑)

シンク内を立体的に活用しようと考えられたものです。

Dscf6093

シンク内に引っかかりが加工されていて、ここをさまざまな台がスライドするようになっています。

Dscf03

今回は、水切りプレート、ヒノキまな板、作業台プレートの3枚が動かせるようにしています。

引っ掛かりが3つある事から3ステップシンク(3Dシンク)。1ステップ、2ステップもあります。

Dscf01

こんなふうにも、

Dscf02

こんなふうにも、なります。

切ったりもチカラがいるときはまな板を下にするとチカラが入りやすいとか、

水切りしつつ、こっちで下ごしらえ、などと多機能で、

工夫次第で、狭い調理空間を縦に有効活用できるといった代物です。

私などはちょっと頭がこんがらがりそうな気もしますが(笑)、うまく活用できたらすごいなと思います。

マンションリフォームで、決して広くは無いキッチンスペースだったこともありました。

キッチン全体は、こんな感じです。

Dscf6100

杉柱でシンクをしっかり支えた、無垢のキッチンにしたいというご要望に沿って、温かみのあるキッチンとなりました。

ちなみに、タイルは、カネキタイル社の古窯変というシリーズのものです。このシリーズの色違いをキッチンの背中側にある無垢カウンターの一部に埋め込んでいます。

Dscf6096

棚板も落下防止用に筆返しを杉材でつくってあります。

Dscf5066

9.5φのステンレスパイプを買ってきて(パンチングプレートだと引掛けたりが出来ないとの事と、なによりコスト安)、ダイニング側から金物が目立ちにくいように手前に竹を組み合わせた 水切りをつくりました。

Photo

吊戸のガラスは建て主さんが探してこられた、昔ながらの揺らぎ感があるガラスがはめ込まれました。

引き手は金物を出さず、堅木チーク材に溝加工をした引き手としてみました。(時間の経過と共に赤黒っぱくなって汚れも目立ちにくいかと)

手元灯は薄型のタイプを吊戸下にフラットに収めています。

大工さんたちの頑張りにも感謝です。というか、かなり楽しんでいるようにも見えました。(笑)

新建材を使わないマンションリフォームのキッチンを紹介してみました。

Dscf6140

引いてみるとこんな佇まいになっています。

2009年12月21日 (月)

三和土にチャレンジしたマンションリフォームのその後

少し間が空いたのですが、玄関タタキに本物の三和土をセルフ工事していたマンションリフォームの完成後に伺ってきました。

洗面トイレとキッチン、浴室以外すべての床を畳にしたのです。

その畳も農薬等の物質を含まない畳床や井草表などにこだわって、いろいろと調べコスト比較などをされた結果、

健康畳の植田さんに依頼することになり、それ以外の仕事は済んでいたのですが、

やっと先日畳が入ったのです。

これは建て主さんのこだわりでした。ずばりスリッパの要らないマンション暮らしです。

畳屋さんも、マンションなのに林の中にいるみたいですね、写真撮らせてもらってもいいですか?

なんて言って写真を撮られていかれました。(笑)

今日のところは、ディテール写真のみ貼り付けてみることにします。

そこからこのマンションリフォームの全容を想像していただけたら良いかなと思います。

追って、また報告してみたいと思います。

以前スイッチプレートを紹介しましたので、こちらと見合わせてみると雰囲気がわかるかもしれません。。。

自然素材というのは、香りも肌触りも本当に落ち着く気持ちになるものですね。

スタッフの宮野さんは、住みたい!といっていましたが軽くいなされていました。(笑)

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2009年10月28日 (水)

三和土チャレンジ

マンションリフォームの玄関タタキを本物の三和土(タタキ)でやろうと

建て主さんと一緒にチャレンジしました。

まず、薄っすらと接着剤代わりにモルタルをコテで均します。

20091024_sat_005 Dsc_0128

使用したのは京都御池から取り寄せた「三和土セット」 。

これを水とひたすら混ぜます。

Dsc_0124 Dsc_0138

そして、ひたすら叩きます。叩けば叩くほど締まるそうです。タタキというくらいですから…。

そうすると水分が表面に浮いて出てきます。

Dsc_0156 20091024_sat_008_2

最後にスポンジで表面をなでまして、終了です。

塗り厚が本来5cm程度は欲しいとのことでしたが、実際3センチくらい…、

なお、マンションということで、比較的乾燥しやすい状況でもあり、

亀裂が起きやすいともいえます。

まあそれもあって、たたきという名の300角のタイルを先に4枚固定敷きこみし、

日常的にはそこを踏むようになれば…とある程度割り切って考えています。

自然素材とは、そんな側面を必ず持っています。許容範囲をどこに定めるかで決まるのでしょう。

帽子はいつもの私です。女性は、スタッフの宮野さんです。

ちなみに冷やかしながら、写真を撮ってくれたのは、施工者の飯島工務店さんです。

新建材を極力使わないということが、今の世の中、どれだけ大変なことか、、、

身に浸みた計画でした。またその要望に答えるべく、みんな頑張ってくれました。

小さな現場でも、多くの手仕事への感謝を詰め込むことができたのではないかなと思います。

2009年10月25日 (日)

細部への想い

先日、自然素材にこだわったマンションリフォームが無事引渡しとなりました。

(といっても、別途住み手支給としたアトピッコハウスの畳はまだですが。。。)

小さなこだわりの集積というべき計画でしたが、そんな中にスイッチプレートがありました。

京都「たち吉」さんの陶器プレート、と旭川「ササキ工芸」さんの木製プレートを

部屋、場所によって設置しわけました。

Dscf5094_4

Dscf5067_3 

Dscf5092 Dscf5095

Dscf5093

といった感じで、雰囲気がグッとでてきますね。

壁仕上げなども垣間見えますが、

場所によって、桧、杉、しっくい、井草和紙、古窯変タイル

などを使い分けています。

建具も、杉の舞良戸なんかがあります。

こんな細部からも、住み手の想いが宿っていくといいますか、

すまいづくりが楽しめるといいですね。

三和土(タタキ)もチャレンジしてきましたが、その様子はまた後日ということで。

2009年9月30日 (水)

マリンライム塗り

漆喰塗りの名前です。

マンションリフォームの壁仕上の一部に漆喰塗りを予定していまして、

その下地のMKプラスターの左官塗りのお手伝いをしました。(笑)

棚の部分(固定だなとしていて、その中まで漆喰仕上げ…。)。。。

Dscf4699 自らの首を絞めてしまったこともあり、

ちょっと体勢の厳しい箇所についてなど

やりにくそうなところをサポートしました。

フーフーいっている後姿を施工者さんに

パチリとされてしまいました。(笑)

これ、私です。

ハイ。いつもの帽子です。

Dscf4702_3 マンションの玄関の天井は

こんな感じの仕上げとなっております。

ちょっといい感じな住み手の方の雰囲気が出来つつあります。

もう少しです…。頑張っていきましょう。

インフルエンザにはくれぐれも気をつけましょう。(どうやって?)。。。

2009年4月13日 (月)

三和土

三和土と書いてタタキと読みます。

今、マンションのリフォームで玄関のタタキをこの昔ながらの三和土でやれないかと要望があり、あれやこれやと調べています。

ただ、玄関のスチール扉の下枠いっぱいにタイルが張ってあり、それをうまく撤去できたとしても塗り厚は3センチ程度…。果たしてうまくいくのだろうか。

コストも抑えないといけないので、基本は私と住み手の方との協同作業。

三和土とは、土と消石灰と苦汁(ニガリ)の3つを混ぜ合わせることから来ているようです。

土の選定で色合いも変わりますし、すさなどを入れてワビサビを出すなど、言ってみればなんでもありでもあります。それだけ難しさもあるのでしょう。

マンションリフォームのような時間との勝負のような現場で、可能なのか、いろいろと心配な面もあります。事前に、試し施工でもしておきたい気もしてきました。(笑)